キリギリスの人生も悪くない

離婚弁護士さんであるこざかな先生や釧路の御大などは離婚事例で自分の出会った別居親男には一片の尊敬できるところもなかったので、可哀想な同居親様を擁護する以外にないというわけである。

これはもう個人の経験であるので真偽の程はわからないのだけれど、もしこれが真実であればそういう不適切な男性に結婚の資格を与えることの是非を問わなくてはならないのではないか。

一方で言うと、離婚女性側には一片の科もないと言ってしまっていいのかという問題もないことはない。けれども、離婚弁護士さんのいうことに従えば悪いのは全部男の側らしいので、男の対処法としてはもう結婚を諦めて結婚しないという選択が良いのではないかと思うのである。

まあ、フェミさんに言わせると、他に多くの魅力的な男性がいるわけで、悪い男非モテは筆者の私だけだから結婚をやめるべきなのは劣悪な男である私だけであり、さっさと自殺でもなんでもしたほうが人類のためになるというのであるが、残念ながら私ってもう15年以上結婚していて子供ももう直ぐ独り立ちである。独り立ちまでは養わなきゃならないのでフェミさんのご希望には添えないわけである。

けれども、私は別にしても、既に日本の生涯未婚率は男で28%になっているのに離婚数はやはり婚姻数の三分の一であり続けているのはやはり女性にみる目がゲフンゲフン。

多分、あれは「わしらには救えぬものじゃ」と言わざるを得ないのであろうと思う。

まあ、フェミさんが離婚後単独親権絶対維持!と叫んでいることは良いことであり、多くの男たちは多分、それを見て、結局男は結婚しても何の得もない。損ばかりする結婚には近づかないでおこうということになるだろうから、結婚したがる男にはモラハラとか性加害を抑えられないものがどんどん増えるということになるだろう。

そりゃ、財産があってそれを受け継がなければならないという人は結婚するだろうが、そういう人はそもそも市場に出てくる前に相手を決めることになるだろう。医者なども結婚したい女性はいるのかもしれないが、見ていても、例えば医者同士でくっついたり、看護師さんと結婚したりしている事例が多く、一般の婚姻市場に出てくるなんてことはあまりないんじゃないかと思うのである。

そうでない、特に受け継がせる財産のない男は家族を作ってそれを養うという苦労をするよりも単身、個家族を選択して恋愛をして短期間の同棲を選ぶようになるかもしれない。子供を育てるなんて無駄なことをしなくなるという価値観が主流になってくるのかもしれない。子供ができてしまえば子育ての苦労やその養育費の支払いという負担ができて自分が自由にできる時間もお金も少なくなるのである。たとえ別れても二度と子供には合わない、縁を切ったと言ったとしても今後は強制的に養育費の支払いを求められるかもしれないわけでる。それを考えるなら最初から子供を持たない、自分の財産は死ぬまでに使い尽くしてしまって残ったものはお国に返せば良いではないかという選択が特に悪いわけではない。

それはアリとキリギリスでいえばキリギリスの選択であるが、思う存分歌を歌って冬になれば潔く死のうという覚悟さえ決めれば簡単なことなのである。もちろん、死んだ後のことは責任など取れない。未来のことは誰か別の人に任せれば良いのである。つまり後は野となれ山となれである。

そうすれば結婚も子供もいないので、「男が悪い!男が責任をとって金を払え!」というこざかな先生や釧路の御大の手を煩わせることもない。結婚しなければ離婚はないのである。

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