弁護士さんも多くが離婚後共同親権のような男を不当に優遇する政策には反対している。男女平等のためには男の人権(財産権や生存権)は剥奪して女性の権利をもっと増大させるべきである。

弁護士さん集団が離婚後共同親権などクソ!さっさと撤回せよ!と申し入れをしたらしい。

いやフェミニズム的には男に不利益を与えても女性が利益を得られるシステムにするのが正義であり、男は黙って奴隷的待遇に耐えるのが自由であり、人権尊重であるというのがジェンダー平等なのだから男なら奴隷こそ自由、女性の支配下で強制労働させられる幸せを噛み締めるべきという主張はこれまでのフェミさんの主張を見ればよくわかるのではある。

けれども、弁護士軍団がここまで大量に「あー男は離婚になっても女性のために不利益を我慢しなさい。男が戦おうとしても弁護士が味方になることはありませんよ。」と明白にしてしまえば、これから結婚しようと思う男どもは結婚の後の離婚の危険についてはいやでも意識に上らさるを得なくなるだろうし、たとえ相手が不倫していたとしても、離婚後再婚禁止期間の短縮などの法改正で政府も女性の不倫や浮気はもう公認している訳であることも考えると(当然男の浮気や不倫が厳禁であるのは婚外子の割合が2%と世界最低であることからも自明である)

https://www.moj.go.jp/MINJI/minji07_00191.html#:~:text=平成28年6月,7日公布・施行)%E3%80%82

男にとっては結婚というものが相当不利になってしまっているということが実感できると思われるのである。

もちろん、女性にしてみれば少なくとも年収1千万もないような貧乏男となぜ結婚しなくちゃいけないのだ。少なくとも白馬の王子様が自分をお城に住まわせて贅沢三昧させてくれるのが当然ではないか。収入だけでいったら夜職の方が全然高いのである。それならキャバ嬢にでも転職した方がマシではないかと最近は大久保公園に立つことを選んでいるのかもしれない。

男にとっても結婚は自分の人生を失ってしまうかもしれないハイリスクな賭けになってしまっているということだろう。もう弁護士さんが態度を明らかにしてしまっているので男が法廷に訴えようとしても弁護士さんからは負け戦の提案しかないことを覚悟しなければならない訳である。一部にはそれは男側で頑張ってくれる弁護士さんもいないわけではないだろうが、離婚裁判ではもう負け組の男側につくより勝ち組の女性につきたがる人の方が多いということではないか。

男にとって幸いなことはもうイエ制度はないわけである。家制度の下では男は結婚して跡継ぎを育てて家を継続する義務があった。けれどもその義務はもう存在しないのである。

そりゃ老親は「早く結婚して孫の顔を見せておくれ」というかもしれない。けれどもそれは単に老身の希望、わがままに過ぎないのである。別にそんな老親の身勝手な願望を叶えなければならない義務はない。

結婚しなくて子供がいなければ自分が死んだあとは誰か適当な人が遺産相続するだろうし、そういう人もいなければあとは国にお返しすれば良いだけである。年に600億円くらいの財産が国にお返しされているといわれる。そういう選択をしている人もそう珍しくないということである。いや、そりゃ国はきちんと相続人を決めてくださいといっている。けれどもそんなことを既に死んだ人に言ってもどうしようもないわけである。いくら天下の国家公務員でもわざわざ冥土まで文句を言いにくることはできないのである。

そういうことを考えると男の生涯未婚率がたった28%しかないことはまだまだ男が家制度の妄想から醒めていないことを示しているということかもしれない。男にとって結婚は既に利益少なくリスクだけが大きいものになっている。それでも女性たちは男尊女卑だ!ジェンダー平等のために男どもはもっともっと金と労働力を女性様によこせ!と叫んでおられるのである。もちろんのことであるが、欲望には限度はないので「ここまで男が譲歩したら男女平等ですよ」などというラインはない。

スレッズの方のエセキラキラな意識の高いwokeな主張をやるとこんな感じになりそうである。

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