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面会交流の強制はできない!

これはフェミニズムの特徴だと思う。実際、離婚家庭では3割の母親が「夫と2度と会いたくないから」養育費の取り決めを行わなかった、って回答している。(平成28年度 厚労省ひとり親調査)

実際、多くの父親は面会交流を希望しても阻止されている事例も多かった。最近は家庭裁判所が原則的に面会交流を促進しているから家庭裁判所が間に入った離婚では面会交流が提案されていると思うが、実際は履行されないケースもある。

このように面会交流を「強制」と捉え、原則的に父親とは切り離したい。「父親は子供に会わずにひたすらお金だけを支払う財布になれ」論は特にシングルマザー側、フェミニスト側に根強い。

もちろん、面会交流もせずに子供に一切会わなくても離婚した父親は子供の危機には超能力でその危機を察知し、子供の住所や居場所を知らされていなくても超能力でその居場所を速やかに突き止め、救出することが求められているのである。私には「ただの財布」である離婚父親にそこまで求めるフェミニスト様はムシがいいとしか思えないが、日曜日の朝にやっている子供向けアニメなどを見ると、正義の主人公はそれくらいの事はやすやすとやってのけているので、父親の基準は子供向けアニメの正義の主人公くらいの能力を持っているべき、というのが男に対するフェミニスト女性の標準的な期待であるわけである。

noteでもフェミニスト女性がホモソーシャルを酷く恐れ、男に対する恐怖心が異常に強いことに合点がいかなかったのであるがその謎も今ならわかる。彼女たちにとって、男とは子供向けテレビアニメの主人公のような超能力者であったのである。そりゃウルトラマンがそばにいていつスペシウム光線をぶっ放してくるかとかゴジラの火炎放射をいつ浴びるかとか男について妄想していれば不安で逃げ出したくなる気持ちも十分理解でき、いや、できないぞ。ちょっと待て、常識というものはないのか。


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