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政治とか経済とか

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#大きな政府

大きな政府と小さな政府(3)

大きな政府と小さな政府(3)

前回の続きです。

小さな政府について日本では小さな政府論者は多い。

多くの野党もおおよそが小さな政府論に立脚していることが多い。国民も、たくさんの税金を納めて国に再分配してもらうよりも、個人が自分の収入や財産を用いて自力救済を目指す方が好みである様子である。

小さな政府論ではとにかく政府支出を嫌う。政府の業務を仕分けし、不要な業務は廃止である。外交政策、安全保障のような政府でないとできない根

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大きな政府と小さな政府(2)

前回までのお話

大きな政府について大きな政府は不完全ながら民主党政権、安倍政権で行われてきたが、基本的にこれ以上は困難ではないかと思われる。大きな政府志向の政党は旧社会党だけであり、その他の政党は皆ネオリベラリズム、もしくは小さな政府を志向しているからである。旧社会党の勢力の減少を考えると日本国民も大きな政府志向ではないだろうと思う。

それでも、今後、大きな政府を目指すと言うならば、短期的には

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低負担低福祉vs高負担高福祉

低負担低福祉vs高負担高福祉

ああ、何でこんなに1日にいくつも書いているのだろう。

さっき、私が「ネトウヨ的世界観」で描いた小さな政府を目指すならば絶対的に家制度が必要になる。何故かって?そりゃ政府が税金を取らなきゃ金がないから人々を援助できないからである。金は国民の懐にある。その金を分配するためには「家」という中間組織が必要になる。当然、そこには格差ができるので貧乏なA家の子は古着を着ているし、金持ちのB家の子はブランドも

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