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アイドルも推している人間から見た芸人について

初めて劇場に足を運んだのは今年の3月。
下北沢のシアターミネルヴァでのイベントです。

会場に入ってまず思ったのは、近い。

ありえないくらい舞台が近い。

ほとんど目線一緒じゃん。舞台と客席の間ある?
そもそも最後列でも等身大で見えるってどういうこと?

ずっとK-POPアイドルを推していることもあって、東京ドームの5万人規模に慣れていた私には驚きの連続でした。

私が推しているアイドルのライブはどんなにキャパが狭くても1000人程度のホール規模は確定しているため、双眼鏡は相棒でした。

そんな中で初めて行った芸人さんのイベントがシアターミネルヴァ。

行ったことのある方は分かると思いますが、もう双眼鏡とかそういう話ではありません。

シアターミネルヴァのキャパは最大50席。
舞台と客席の間は多分1メートルくらい。
客席は後列に行くにつれ高くなっていますが、舞台自体は少し迫り上がっている程度でたいして高くありません。

そして、キャパシティ的に地声で声が通ります。

当たり前ですが、マイクを通していない声が聞こえるんです。

規模大きめのアイドルオタクからしたら地声が聞こえることなんかほとんどありません。

ときたまアイドルが「Make some noise!!(声出して!)」の掛け声を地声で叫ぶことはありますが、それが聞けたらオタクは歓喜の舞です。
地声が聞けただけですよ。
それでも嬉しくて叫び飛び跳ねるのです。

それがどうでしょう。シアターミネルヴァでは全編通してマイクなしです。

近すぎて「防犯面で大丈夫?」と思いました。

理性を失ったオタクが演者にいとも容易く触れられる近さです。

みなさん純粋にお笑いが好きなしっかりした方々だったため暴動こそ起きませんでしたが、昨今のいろいろを見ていると杞憂くらいがちょうどいいのかもしれません。

話が逸れましたね。

そのあと神保町漫才劇場にも行きましたが、やはり近い。

MCでマイクを使うことがあっても、地声で普通に聞こえる近さです。

芸人さんの発声が良いってのもあるんですかね。

ピンマイクとか無かったと思うんですけど勘違いだったらすみません。

終始近さと声の話しかしていませんが、本当にこれが一番の驚きでした。

他にもあることにはあるんですけど、それはまた別で書くことにします。

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