煮卵の孫

ひとりごとと感想

煮卵の孫

ひとりごとと感想

最近の記事

📕『成瀬は天下を取りにいく』

※若干内容に触れるところがあります⚠️  「2024年本屋大賞受賞!」のポップに惹かれて、これは読んでおかないとと手に取った。普段はサスペンスやミステリを主に読むため、青春が全面に出ている本には正直あまり惹かれなかった。実際、手に取ったきっかけもいわば"話題になっているから"というものであり、話題になっているなら面白いだろうくらいだった。  今読み終わって本を閉じ、とてつもない清涼感に言葉が出なくなっている。10代だから出せる最大の青春を一気に浴びた気がする。滋賀の地理や実

    • ミーハー心と反抗心

      まず、私はオタクです。 タイプとしては、ひとつのものに長くハマるタイプのオタクです。 しかし、心では流行りのものに飛びつきたい気持ちもあります。 飛びつけばいいじゃんと思うのですが、なかなか素直になれずに機を逃すことすらあります。 もったいない。 どうして流行りに乗り切れないのか。 そのワケは、"ミーハーと思われたくない"というところにあるのだと思います。 それには、私が長くオタクをやってきていることも関係してきます。 以下は持論なので軽く読んでいただきたいので

      • アイドルも推している人間から見た芸人について

        初めて劇場に足を運んだのは今年の3月。 下北沢のシアターミネルヴァでのイベントです。 会場に入ってまず思ったのは、近い。 ありえないくらい舞台が近い。 ほとんど目線一緒じゃん。舞台と客席の間ある? そもそも最後列でも等身大で見えるってどういうこと? ずっとK-POPアイドルを推していることもあって、東京ドームの5万人規模に慣れていた私には驚きの連続でした。 私が推しているアイドルのライブはどんなにキャパが狭くても1000人程度のホール規模は確定しているため、双眼鏡は

      📕『成瀬は天下を取りにいく』