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畳屋のビジネスモデルを解説!

NITACOマーケティングブログです。

本日は畳屋のマーケティング ビジネスモデルについての考察を整理していきたいと思っております。

 ①畳のネット広告の市場について

 ②問い合わせ平均単価

 ③反響からの契約率

 ④全体収支予測と利益率について

①畳のネット広告の市場について

まず畳 張り替え 費用 にてGoogle検索をしてみると、複数のネット広告が確認される。

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 全国的に加盟店を集めて、ネット広告を出している会社もあれば、

 自社施工の体制にてネット広告を出している企業まで複数あります。

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さらにニトリなどのECサイトで置き畳のページも検索の時に表示されるようになっている。

畳張り替えの顧客と、置き畳のユーザー層は異なるが、google検索では同じように表示されることが確認できる。

楽天市場では、畳の購入と、畳工事のセット販売も実施されており、6畳で158400円(税込)と少しお値段が高めに感じる費用感になっている。

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ただ楽天市場に畳 +施工のジャンルで出店している企業はいくつか見受けられたが

レビュー数が50前後と発注量は多くはない印象です。

②問い合わせ平均単価

ネット広告をだす際に一番のKPI指標が問い合わせ 単価になります。

 CPAという業界用語で話をされることが多い。

https://promonista.com/glossary/cpa/

(CPA解説参考リンク)

 畳の張り替えのネット広告の場合、

 入札単価 : 100円

 CV率 : 1% 

 WEB問い合わせ単価 :1万 

 電話入電数    : 50万の広告投資の際に、 40件の入電。

つまり、50万の広告投資に対して、90件の反響獲得、反響獲得のCPAは5555円になります。

1問い合わせを5555円で獲得できる計算となります。

 ③反響からの契約率

 こちらは、畳の商品単価、施工の工事単価(直職人か、下請けか)、自社利益率

 から計算される見積もりの金額によって変わります。

 弊社支援先の数字では、反響から畳の張り替えの場合、契約率が32%でした。

 追客となり、次回のチラシの際に依頼をいただける方がいたりしますが、問い合わせから1ヶ月以内での契約数値にて計測をしております。

 ④全体収支予測と利益率について

 依頼者によって施工の内容が異なります。

 主に

  表替え・裏がえ

   畳の新調

 表替え・裏がえの場合、概算ではありますが、1枚 3000円

 畳の新調の場合、概算で、1枚 20000円

 平均施工の畳数が、8畳の場合、 で問い合わせの方の中の、依頼数が50%ずつの場合、

広告投資 50万/月 反響数 90件 平均CPA 5555円

平均契約率 40% 36件/月(契約)

36件のうち、50% 表替え・裏替え、18件 の契約。

36件のうち、50% 畳の新調、18件 の契約。

18件×(3000円×8畳)=43.2万

18件×(20000円×8畳)=288万

売上 : 331.2万/月

広告率 :15%

このように整理していくと、ある程度のシミュレーションが可能かと思います。

簡易的なシミュレーションをしてみてから広告運用を実施することをお勧めします。

弊社ではこのモデルをまるっと構築できます。
ご興味がある方は下記のメールアドレスにお問い合わせください。

akihiro.nitta@nitaco.jp

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