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幸せの小魚【雑記】

たまに見かける、鯛焼きの移動販売。
久しぶりにタイミング良く遭遇できたので、何年ぶりかで鯛焼きを買った。
お値段はひとつ100円、庶民の味は健在だ。
ちょうど焼きたてだという声にニンマリしながら、小走りで帰路に着いた。

さて食べよう。
その瞬間。



そこには、小魚がいた。



え?は??
数年ぶりに買った鯛焼きは、とんでもなく小ぶりになっていた。
半分くらいと言っても過言ではないと思う。
メチャクチャ可愛い小魚がそこにいた。

ただ、よく考えれば仕方のないことなのだ。
コロナ禍を経て材料費も光熱費も、全ての価格がぶち上がったのだ。
それは鯛焼きにだって影響するのは当然なのだから。
価格据え置きの段階で想像すべきだった。

とはいえ。
小さくはなったけど、鯛焼きは美味しかった。
むしろ小ぶりになったことで、加齢のせいか食が細くなりつつある私にも食べやすくなった。
悪いことばかりでもなかった。

やはり、鯛焼きは幸せな食べものだった。

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