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頼る=自身が出来ないではないことを知る
「人は一人では生きていけない。人という文字はお互いに支え合っているから成立している」という言葉をみなさんも耳にしたことがあるのではないでしょうか。私も幼い頃にドラマではもちろん。先生や親から人は一人では生きていけないというワードを言われた記憶があります。
今回はそんなワードに関連したことに沿って話をしていきます。
私は学生の頃、人を頼ることが苦手でした。
逆に人から頼られることは多い方でした。
どうして人を頼るのが苦手かというと。
・そもそもの頼り方がわからない
・頼られている存在なのに頼っていいのか
という今考えると本当に幼いなと感じるのですが、そのようなことを考えながら人に頼るということをしてこなかったのです。
しかしある日、自身の中で限界を迎えます。
学生の頃から事業をやったり投資をしたりしていたため、
周りには人が多く存在している方でした。
そんな中、自身へのお願いごとがだんだんと多くなってきたのです。
私は頼られることは嫌ではないため、
「その人のためになるのであれば」ということでほぼ全ての相談を親身に受けてきました。
すると、だんだんとそれを知った人が相談をしてくれるようになり。
すると、だんだん自身の時間を過ごす時間がなくなり。余裕がなくなり。
とうとうパンク寸前までいったのです。
その時に初めて人を頼ることの重要性を実感しました。
それまでにも「何かやれることあったら相談してね」や「手伝うよ!」と言う人はいました。
しかし私は負けず嫌いの性格もあり、全て自分でやることが正だと思い込んでいたのです。その結果がパンク寸前と言う結果でした。
人を頼ることと、自身が出来ないはイコールではないのです。
私は学生のうちにそれに気づくことが出来て良かったと思っています。
社会に出て一歩目がやはり人を頼ることになります。
上司や先輩はもちろん、同期や友達も社会に出てからは強い味方になってくれます。
“敵をつくらず生きる”ということは綺麗事であったり、中途半端だと揶揄する人もいます。
しかし私としては“敵をつくらないこと”こそ、人に頼る上で重要なことだと感じています。
何故なら“頼りたいと思った時に、頼れる人は多くいた方が良いから”です。
そのため媚を売って関係を保つとかではありません。
個人的に媚を売るのは苦手です。
そんなことをしなくても人は敵だと思っていない人から頼られると助言や行動をしてくれるのです。
そのため“敵をつくらないこと”は重要だと感じるのです。
人に頼りづらいであったり、
人を頼って裏切られたらどうしようと考えている人もいるかもしれません。
しかしもし裏切られたり、何か言われたらそれはその時の話なのです。
結局考えてても行動を起こさなければ、何が起こるかは誰にも分かりません。
人に頼って、どのような反応をしてくるのか知るのも一つの楽しみになってきますよ。
「人は一人では生きていけない」こればかりには反論できません。
私はみんなに支えられながら今日も生きています。
そんなことを考える今日この頃です。