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“変わらない”でも“変えてやる”という意識は重要
私が新卒入社した会社の1on1時に学んだことは数多くあります。
今回はテーマにもある通り、
“変わらない”と“変えてやる”という言葉に関する話をしていきます。
私は常にクールで上司や先輩に怒られても客観的にそれを判断し、
感情的にはならないタイプです。
そんな私が新卒時代に所属していたチームは、新人のチームリーダーであるチームでした。配属時に人事の方から「君ならこのチームを支えることが出来る」という期待で配属したと後々話を聞いた。
正直そのチームリーダーはどうして?チームリーダーになれたの?という感じの女性だった。泣き虫だし、チームをまとめようとしているものの逆に混乱を招いてしまう。
そんな状況を見て私は先輩に
「チームリーダーが変わらない限り、このチームで業績求めていく土壌ができませんよね」と話をした記憶があります。その時の返答が今でも忘れることが出来ません。自身にとってもあらゆる物事へチャレンジする上で基礎となっている言葉でもあります。
その先輩から、
「お前はその程度なのか。そりゃ、チームリーダーが変わればチームは良くなると思う。でもチームリーダーを変えてやるとか、チーム全体を自分の力で変えてやるってくらい思っていないとそこそこの人にしかなれないぞ。」と言われました。
その時はっとしたことを今でも覚えています。
結局周りの環境のせいにしてしまっていた。周りの環境が悪いの逃げていただけの発言だと気づくことが出来ました。私はその時の言葉があったおかげで周りよりも圧倒的なスピードで成長することが出来たのです。
確かに“変わらない”ということに諦めることは一番簡単だなと今でも思います。何故なら諦めればその場で感情としては終わるから。
しかし“変えてやる”や“変わる”と信じ続け、行動に起こすことは根気がいることではあるが、それを成し遂げた時に得られることは計り知れない。
一瞬、一瞬の判断で一歩立ち止まり、諦めない心を持つことは
とても重要だなと今でも感じています。
本当に不出来な部下が配属されることが多かったのですが、
その子たちの将来を考えると、“ダメなやつだ”という言葉だけで扱うことは出来ないと思いとことん遅くなろうと、質問があればいつでも答え続けました。いつも卒業の時に、「いつまでの付き合ってくれていたので、私も諦めませんでした」という言葉をもらうのです。その言葉を聞くと「諦めなくて良かった」と思います。
もちろん時と場合で諦めが必要なシーンはあります。
しかし最初から諦めるのと、頑張りに頑張って諦めるのとでは話が全く異なってきます。
“ちょっと頑張ってみるか”という気持ちが少しづつ膨らんでいくだけでも、
それは“変える”という気持ちの始まりなのかもしれません。