8/12 二段に向けて(大阪城公園にて)

剣術

〇構え
帯は拳1つ分入る程度
鞘を帯に差した際に平行に(剣の重心を意識して)
膝を軽く緩め、左足を左後方に引く(重心を落としたものを割るイメージ)左手で鞘を持ち、鞘の軸・重心を意識して右手で持ち手に添える。
肩甲骨の下 ボクサーの構えの感じ(少し丸まった)

〇抜刀
鞘を平行に後方に引く。
この際に手だけで引くのではなく、腰を左に割って引く。

〇構え
メインは小指(重心を小指で調整) すべての指が使える状態での主に小指 (小指だけではない)

〇納刀
鞘は平行のまま、剣を縦に添える。
そのまま、鞘を平行に引き、剣は縦に柄を前方、剣は鞘を滑らせて、切っ先が鞘の先端に入れば、鞘に納める。

切り方 9種類
唐竹:上から下
袈裟切り:相手の左肩から右脇腹
逆袈裟:相手の右肩から左脇腹
右薙ぎ:右→左の水平の太刀筋
左薙ぎ:左→右水平の太刀筋
左切り上げ:袈裟切りの逆(下から)
右切り上げ:逆袈裟の逆(下から)
逆風:下(股下)から上
刺突:突き
※左右の表現は、相手から見た方向となる

唐竹を例に
振りかぶって、刀身を並行にして、前方へ突き出す。
※肘を伸ばしてはいなかった。  
肩甲骨の下で繋がり、肩甲骨は立甲状態でフリー。
自分の重心を感じ、刀身の重心を支える。
重心を支える 左右の手は、主に重心が掛かる方から行い、逆の手はサポート。
力で振るのではなく、重心を支え続けて繋がりで振り降ろす。
振り降ろした際にも、剣の重心と繋がった状態。


〇まとめ
・重心の感じ方の新旧
今回の内容は、手の平で玉が転がり続けている状態。
手の平から飛び出さず、また止まっている訳でもない。
傍から見て、止まっている様に見えたとしても、常に動いている重心を感じてコントロールしている状態。

従来の感覚では、飛び出してしまう前に、技として押したり、投げたりしている。
また、止まらない様に、物理的な動きを伴ってコントロールしようとしている。
重心は常に動いている、だから大きな動きは必要ない。ただ、それを感じないと、感じられる方法をとってしまう。それが後者。


補足:移動後の公園での気付き
剣状突起(けんじょうとっき) ※胸骨の一番下
剣状突起を押さえて、肋骨から肩甲骨と動かしてみる。
周りが違いに気が付いても、本人が気が付いていなければ意味がない。
何となく行って、微妙に近い結果が生まれた際は特に気が付きにくい。
一度、明らかに意識せずに動かしてみて、意識した時との違いを感じる事の方が、より気づきとなる。
今回、新しい事を学ぶにあたり、必要な要素と感じた。

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