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5/14 日声協オンライン研究会:倉石真

【オンライン研究会一覧】

今回は5/14に開催されました【日本声楽家協会オンライン研究会 in Zoom】〈発表者(講師):倉石真先生〉 の模様をお届けします。

【テーマ】
テノールとして今思うこと~母音の持つ力~

【要旨】
普段の自分の中に無い母音が大切だった。美しい母音で歌う歴代テノールの魅力。
パッサッジョも考えてみる。テノールなりの難しさがあるとしたら?
テノールとして今現在思うことを、かつて聴いたテノールや師事したイタリアのマエストロの思い出など含めながらお話し出来たらと思います。
テノール以外の声種の方にもぜひ聞いて頂きたいです。

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参加された皆さまからは、
「イタリア語は文学的な言語、詩であること、声を出すときの最初の出どころが大切(ぶつけないで声帯で発語する)、声帯からしっかり音が出ていないと身体全体が響いてこない、前の方だけで母音を発音しない、前から後ろまで意識する、演奏が素晴らしい人ほど響きの筒を持っている等々、心にしみこんでくるお言葉が沢山ございました。対面でご指導頂くのはまた別の学びがあった気が致します。ありがとうございました。」

「先生のご経験やお考えを率直に共有していただき、大変参考になりました。改めてその道のりの険しさと奥深さをひしひしと。
往年の大歌手たちの音源を聴くと、修練の跡形を全く感じさせない、産まれたときからそうであったような、自然で楽な歌声が本当に不思議です。」

など感想をいただきました。
次回のオンライン研究会もぜひご参加ください。お待ちしております。

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220528又吉秀樹

【発表者】又吉秀樹(声楽家)

【日時】5月28日(土)15:00~16:45

【テーマ】
トスティ歌曲の魅力〜カンツォーネ?芸術歌曲?〜

【要旨】
カンツォーネ、芸術歌曲、イギリスの流行歌、発声練習曲、多種多様な作品を生み出したイタリアの歌曲作曲家F.P.トスティ。彼は当時から売れっ子の作曲家でありながらG.ヴェルディやG.プッチーニから信頼される声楽教師でもありました。
声楽に精通している彼だから生み出された数々の名曲の魅力を紐解きます。

【参加資格】
正会員の皆さまの他、一般・個人会員の皆さまもご参加いただけることとなりました。以下、詳細です。お誘いあわせの上、またのご参加を心よりお待ちしております。

●一般、個人会員の方
【参加費】
 一般:1,000円
 個人会員:500円

【半年パスポート】もございます。
 一般:半年間7,000円
 個人会員:半年間5,000円
半年で14回~16回程度を予定しております。
お申込みをされた月より半年の間に開催される研究会すべてにご参加になれる大変お得なパスポートです。

詳しくはこちらのページよりご確認いただけますと幸いです。