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10/30 日声協オンライン研究会: 藤牧正充

【オンライン研究会一覧】

今回は10/30に開催されました【日本声楽家協会オンライン研究会 in Zoom】〈発表者(講師):藤牧正充先生〉 の模様をお届けします。

「10/30 日声協オンライン研究会 発表者:藤牧正充先生」

【テーマ】
自分の言葉で語るイタリア語 vol.3~イタリア歌曲の表現~

【要旨】
今回は主にイタリア近代歌曲を題材に、具体的な朗読の実践を交えながら、テキストが語り手のイメージによってどう変化していくかを考察します。
また文法的解説と解釈に加え、宗教観の違いから来る解釈の違いなど、表現に関する素朴な疑問を解消しながら手元に引き付けた「語り」について考え、
イタリア歌曲のテキストの魅力に迫っていきたいと思います。
同テーマによる3回目の研究会になりますが、初めての方もお気軽にどうぞ。

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参加された皆さまからは、

「普段何気なく歌っていたイタリア歌曲が講義で、時代・宗教・作曲者によっていろいろに解釈をして歌うということに気づかされました。
読み方も冠詞のくっつき方で滑らかに読むように教えていただき、有難うございました。」

「大変、勉強になり、感謝申しあげます。引き続き聴講させて頂きたいです。事前の資料のおかげで、わかりやすく、流れが美しく聞き取りやすくなる過程が、感じ取れることに感動致しております。」

「少々難しい宗教観のお話でしたが、事前いただいた要旨に沿って、わかりやすく理解できました。歌の表現にどのようにつながっているのか、とても勉強になりました。これから勉強する際に、学んだことを意識したいと思います。有難うございました。」

などと感想をいただきました。
次回のオンライン研究会もぜひご参加ください。お待ちしております。

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211120山本まり子

【発表者】山本まり子(音楽学)
【日時】2021年11月20日(土)15:00~16:45

【テーマ】
ドイツ・オペラにみる「異界」の表象 ー水、山、森、異形の存在ー

【要旨】
ドイツ・ロマン主義文学における神秘的、幻想的傾向はオペラ/音楽劇にも影響を与えました。超自然的存在、非現実的現象や中世の伝説を題材とするオペラの潮流が生まれ、リヒャルト・ワーグナーへとその系譜が続きます。人間劇を主体とするイタリア・オペラとは性格を異にするドイツ・オペラの特徴を、「異界」の視点から読み解いていきましょう。
​身近なメルヒェンから壮大なドラマまで、どのような音楽表現がみられるでしょうか。

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【参加資格】
正会員の皆さまの他、一般・個人会員の皆さまもご参加いただけることとなりました。以下、詳細です。お誘いあわせの上、またのご参加を心よりお待ちしております。

●一般、個人会員の方
【参加費】
 一般:1,000円
 個人会員:500円

【半年パスポート】もございます。
 一般:半年間7,000円
 個人会員:半年間5,000円
半年で14回~16回程度を予定しております。
お申込みをされた月より半年の間に開催される研究会すべてにご参加になれる大変お得なパスポートです。

詳しくはこちらのページよりご確認いただけますと幸いです。