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5/20日声協オンライン研究会:服部容子

【オンライン研究会一覧】

今回は5/20に開催されました【日本声楽家協会オンライン研究会 in Zoom】〈発表者(講師):服部容子先生〉 の模様をお届けします。

【テーマ】
コレペティトゥアのお仕事〜脱⽇本語訛りの⾳楽 vol.7「Recitativoについて」

【要旨】
日本語を母国語とする音楽家は音楽も日本語訛りになっている。
そんな音楽家が西洋音楽を扱う上でギアチェンジすべきポイントや、練習方法を扱うこのシリーズ、今回のテーマは《Recitativo》。特にイタリアオペラにしかない《Recitativo Secco》をいろいろな角度から楽しみつつ、立体的に演奏するコツを一緒に探求したく思います。
【「フィガロの結婚」「コシファントゥッテ」のヴォーカルスコアをお持ちの方は、お手元にご用意ください。版は問いません。】

参加された皆さまからは、
「服部先生講義の日をとても楽しみにしておりました。
今回も先生の楽しいお話、参考書のように沢山の知識を学ばせていただきました。
改めてレチタティーヴォの学び方を言語で伺うと、頭も整理されますし、楽しく取り組めそうです。
オンライン研修も心待ちにしております。」

「ありがとうございました。
久しぶりにお話しを聞けて何かが引き締まりました。
次も楽しみにしてます。」

など感想をいただきました。
次回のオンライン研究会もぜひご参加ください。お待ちしております。

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【発表者】角南有紀(声楽家)

【日時】2023年5月27日(土)15:00~16:45

【テーマ】
ナポリ方言でナポリのカンツォーネを歌うvol.2

【要旨】
イタリア人にとっても難しい、言語としての「ナポリ方言」は沖縄のウチナーグチに通じるものがあるかもしれません。例えば島唄を日本語で歌うのと、沖縄方言で歌うのとでは雰囲気が全く違うように、ナポリのカンツォーネを真のナポレターナで歌うと途端に音楽が郷愁を帯びてきます。前回に引き続きナポリ方言の法則と、発音の仕方、コツをお話します。そして、長い歴史と共に築いてきた文化、民族性が生んだ音楽のルーツを辿ることで、どのように表現につなげていけるかを考察します。今回の教材とするカンツォーネは、ナポリのサッカースタジアムで大合唱される「恋する兵士」。そして、「5 月だった」どちらもナポリ人なら知らない人はいない有名な歌。コンサートで演奏すると、一人また一人と口ずさみ、最後にはみんなが歌い出してしまう、そんな曲です。お楽しみに!!

【オンライン研究会のお申込】
〈正会員・半年パスポートをお持ちの方〉
※今年度より事前の申し込みが不要となりました。
木曜日までにZOOM IDをメールいたしますので、
金曜日までに届かない場合はお手数ですが事務局までご連絡下さい。

〈一般・個人会員の方〉
お申込みはこちら

【参加費】
〈正会員の方〉
 無料

〈一般・個人会員の方〉
 一般:1,000円
 個人会員:500円

半年パスポート】もございます。
一般:7,000円
個人会員:3,500円

大学生向け 半年パスポート:2,000円