10/1 日声協オンライン研究会:谷川佳幸
【オンライン研究会一覧】
今回は10/1に開催されました【日本声楽家協会オンライン研究会 in Zoom】〈発表者(講師):谷川佳幸先生〉 の模様をお届けします。
【テーマ】
発声練習と練習曲-表情豊かな演奏のために-
【要旨】
声楽はピアノやヴァイオリンなどのように完成された楽器を用いて演奏するわけではなく、使うのは生身の体。
それを演奏するための楽器として完成させるために、きっと誰しも初めに姿勢や息の吸い方を習い、色々なパターンの発声練習をし、練習曲を与えられ、イタリア古典歌曲から取り組んでこられたことでしょう。
その発声練習や練習曲が音楽を表現するための技術として的確に演奏に生かせているのか、今一度見直してみましょう。
参加された皆さまからは、
「ボレーやサーブの練習のたとえはわかりやすい。一方、コンコーネは独学用ではないと。各練習曲の狙いだけでも自分で読み解くのは無理ですね。
今の自身の問題意識から、大変有益でした。」
「コンコーネの練習の仕方やポイントを、具体的に50番の第1、13、15、26曲を取り上げて教えていただきました。
何を練習させようとしているのかを理解すること。例えば、できない所や難しいところがあったら、テニスのサーブやボレーの練習と同じように、ひたすら反復練習をする必要があるという言葉が、今の私には響きました。」
など感想をいただきました。
次回のオンライン研究会もぜひご参加ください。お待ちしております。
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【発表者】藤牧正充(声楽家)
【日時】10月29日(土)15:00~16:45
【テーマ】
ドニゼッティ、ベッリーニの新しい試みとその後の作曲家への影響の考察〜非現実から現実へのドラマの変遷〜
【要旨】
イタリアオペラは特にロッシーニ以降、発声的にも、音楽的にも大きな変化を遂げていきます。今回は後のヴェルディやプッチーニに大きな影響を与えた二人の作曲家にスポットを当てて彼らの新しい試みと表現について考察していきます。
【参加資格】
正会員の皆さまの他、一般・個人会員の皆さまもご参加いただけることとなりました。以下、詳細です。お誘いあわせの上、またのご参加を心よりお待ちしております。
●一般、個人会員の方
【参加費】
一般:1,000円
個人会員:500円
【半年パスポート】もございます。
一般:半年間7,000円
個人会員:半年間5,000円
半年で14回~16回程度を予定しております。
お申込みをされた月より半年の間に開催される研究会すべてにご参加になれる大変お得なパスポートです。
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※半年パスポート(大学生向)を新設致しました。
大学(学部・大学院)にご在籍されている方は
半年パスポートを2,000円に割引します
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