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9/10 日声協オンライン研究会:原田勇雅

【オンライン研究会一覧】

今回は9/10に開催されました【日本声楽家協会オンライン研究会 in Zoom】〈発表者(講師):原田勇雅先生〉 の模様をお届けします。

【テーマ】
ヴェルディとともに活躍した音楽家の作品をめぐって ~A.マリアーニ(1821~1873)の歌曲作品を中心に~

【要旨】
19世紀イタリアはオペラだけの時代?実は歌曲も沢山あります。
ヴェルディとともに活躍していた音楽家、A.マリアーニの歌曲作品を紹介しながら、
知られざる作品を調べる楽しみについて皆さんと考えていきたいと思います。

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参加された皆さまからは、
「知られざる19世紀イタリアの音楽家A・マリア―ニについてのご研究を拝聴しました。
あまたの有名無名の音楽家のなかで、マリア―ニと出逢ったきっかけや研究の動機を楽しく聴きました。
とくに印象的だったのは作品『ファゴットとピアノのための幻想曲』の音源で、仰る通りヴェルディの音楽として認識していた音の断片が聴こえてくるようで、とても面白かったです。オペラ指揮者としての功績に加えて、ヴァイオリンのヴィルトォーゾでも作曲家でもあったとのことで、声楽曲はもちろんのこと、器楽曲ももっと聴いてみたいと思いました。聴けるのを楽しみにしています。」

「先日は興味深いご講義を有り難うございました。マリアーニの作品、どれもとても素敵でした。マリアーニもまさか没後150年たってから東洋の一青年が自分の功績を掘り起こしてくれるなんて想像だにしていなかったと思います。でもマリアーニの功績や作品の素晴らしさを理解し、更にそれを歌って広めることができる若者に発掘されるなんて、きっとこの出会いはマリアーニにとっても原田先生にとっても運命だったのではないかな、と思いました。またのご講義を楽しみにしております。」

など感想をいただきました。
次回のオンライン研究会もぜひご参加ください。お待ちしております。

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221015渡辺大

【発表者】渡辺 大(声楽家)

【日時】10月15日(土)15:00~16:45

【テーマ】
イタリアオペラ・韻律超入門-韻律から楽譜を読み解く-

【要旨】
伝統的な韻律に基づいて書かれたオペラの台本。台本作家が苦労して選んだ言葉は実に芸術的に配置されています。大学の韻律学の授業で教鞭を取られていたエルマンノ・アリエンティ先生の『作詞法の基本とイタリア・オペラの台本-より正しく理解するために』を主な参考資料として韻律の超入門知識を共に学んで参りましょう。楽譜に対する見方、歌い方が大きく変わるかもしれません。(参考資料をお持ちの方はお手元においてご受講ください。)

【参加資格】
正会員の皆さまの他、一般・個人会員の皆さまもご参加いただけることとなりました。以下、詳細です。お誘いあわせの上、またのご参加を心よりお待ちしております。

●一般、個人会員の方
【参加費】
 一般:1,000円
 個人会員:500円

【半年パスポート】もございます。
 一般:半年間7,000円
 個人会員:半年間5,000円
半年で14回~16回程度を予定しております。
お申込みをされた月より半年の間に開催される研究会すべてにご参加になれる大変お得なパスポートです。
詳しくはこちら

※半年パスポート(大学生向)を新設致しました。
大学(学部・大学院)にご在籍されている方は
半年パスポートを2,000円に割引します
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