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8/7 日声協オンライン研究会: 上野正博

【オンライン研究会一覧】

今回は8/7に開催されました、会員の皆さまを対象とした【日本声楽家協会オンライン研究会 in Zoom】〈発表者(講師):上野正博先生〉 の模様をお届けします。

「8/7 日声協オンライン研究会 発表者:上野正博先生」
テーマ《声楽的、器楽的、音楽的!?》
要旨:日頃、指揮者として、様々な演奏形態を相手にしています。オーケストラ、合唱、オペラ・・・。人数も様々ですが、それぞれ価値観が違います。オケは、合わせたい。合唱は盛り上がりたい、オペラは歌いたい・・・・。
これらの事柄は、矛盾する可能性もあるのです。でも最終的に目指すものは、我々にとっては、プロフェッショナルに音楽をすること。
矛盾することと、我々プロの音楽家にとって、そして聴衆にとって大事、
かつ幸せなことはなんなのか、解説していきます。参加者の皆さんとも様々な意見を交換していきたいと思います。

スクリーンショット (47)


参加された皆さまからは、

「私は今中高生と一緒に夏の合唱コンクールに向けて練習していて、いざ自分が指揮をする立場になって、これでいいのか迷う部分が多かったので、指揮者の先生がどんな事をお考えになって指揮台に立たれているのか知りたくて、参加させて頂きました。先生のお話の中に何度も出てきた『コミュニケーション』という言葉、凄く大切な事なんだなと、改めて気付かされました。私も毎日学生達から学ばせて貰う事が多く、エネルギーの交換がうまく出来た時に、良い練習が出来たかな?と感じる事があります。コロナ禍で音楽活動も厳しい局面ではありますが、先生も健康にご留意されて下さい。ありがとうございました。」

「興味深いお話、有難うございました。
先生の今までの指揮者としてのご経験を、ほんとに楽しく伺うことができ、有意義な時間でした。『音楽はとまらないこと』『雰囲気、なんとなく、ではなく、基本を学ぶことの大切さ』などなど、いろいろな学びをいただくことができました。指揮法を学んだ指揮者の下で合唱に参加したいと思う気持ちがより強くなりました。有難うございました。」

「プロフェショナルな音楽家としての厳しさや矜持、それゆえの懸念や憂いが伝わってきます。野球選手のイチローさんが『プロになってから野球を楽しいと思ったことは一度もない』とお話されていたことを思い出しました。
音楽を生業にするには、たいへん高度な音楽の技術と人生の技術が要るのだと、感銘をうけるばかりです。」

など感想をいただきました。
次回のオンライン研究会もぜひご参加ください。お待ちしております。

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– 参加資格 -
アカデミー会員、アカデミー准会員、コレペティトル会員、 正会員、研究員、研修⽣(研究科、本科、別科、コレペティトル科)
※参加費無料
※現在会員でない方は、正会員にお申込みいただくことでオンライン研究会にご参加いただけます。正会員についての詳細・お申込みはこちらから

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《日本声楽家協会オンライン研究会ページ》
https://nisseikyo.wixsite.com/seigaku/kenkyukai
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