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子供の足音?騒音やて?俺の出番やな!

こんにちは、にそくです。
フロント人生で1番多いお問い合わせ、それが、

「騒音」

です。

これはフロント経験者なら誰しもが共感できると思います。
世間が4月に向けた春の新生活引っ越しシーズン中でそれが終わると、
必ずお問い合わせが増えてきます。

騒音と言っても種類がいくつかあります。
①子供の足音系
②部屋で大人が深夜早朝騒いでる系
③何かよく分からない機械音がする系
大体、この3パターンに集約されると思います。

また、騒音対策フローとしては下記の通り対応します。

(1)注意喚起の通知分配布
(2)直接電話で該当部屋に注意喚起


以上、です。はい。

えっ!?と思う人もいるかもしれませんがフロント業務に、
相隣関係トラブルは含まれていないことも多く、
基本は居住者同士で解決いただく他ありません。

絶対に管理会社や管理組合が間に入ることは避けましょう。
解決できないですしトラブルに巻き込まれます。


音の感じ方は人それぞれと言いますが、
騒音に関してお問い合わせをしてくる人は、
音に敏感になり神経質になっている人が多い傾向にあります。

中にはしつこく自分の正当性を何度も何度もフロントに電話をして、
営業妨害レベルのことまでする人まで出てくるので恐ろしいですよ、本当に。

その中でも私が例外的に注力して対応するのは、

子供の足音系です

子供が少ない社会の中にも関わらず分譲マンション内でも、
居心地を悪くしてしまうことがあります。

というか、前提条件でファミリー用のマンションなのだから、
多少は子供の足音するのは予見できるはずでは・・・。

というのはさておき、

子供の足音に関しては単なる騒音のお問い合わせ
と、とらえないで真摯に対応することを心がけています。

具体的には、
注意喚起通知文をしないで、すぐ直接連絡します。
状況をしっかりヒアリングした後に改善できるところは、
お願いをするようにしています。
主に防音マットや子供から目を離さないこと等ですね。

自分が間に入ることで、
家族が騒音クレーマーと直接対峙することを避けて、
小さい子供を抱えた側の不安を柔げるようしています。


もちろん親御さんも四六時中子供が走り回るのを、
放置するのはいけないと思います。

しかし、子供は迷惑をかけながら成長していくものであり、
振り返れば自分もそのように育ち周囲の理解があったからだと思います。

社会個人個人で子供や子育て世帯を守る動きをしなければ、
少子高齢化は加速します。

相互理解を促してそれでもダメな時は、

ADR(裁判外紛争解決手続)

を、騒音に関する主張がまともだなと思う方にお勧めしています。
裁判まではいかないがその前段階でプロに解決を依頼するよう提示します。

そうすると、段々と管理会社へのお問い合わせは無くなり、
解決の方向に進んでいきます。

マンション管理は時間をありったけかけられる、
お年取りがイニシアチブを取ってしまいがちです。
だからこそ、

自分は子育て世帯にフレンドリーな、
マンション管理を目指したいと思います。

ニュースであった一部の声を重視して公園をなくことがありましたよね?
でも大局的な視点で考えれば大事な事は他にあるはずです。

それを、マンション管理で体現していこう。

管理組合の創造性を高め、
建物を100年続くサステナブナルな管理を目指す


以上、にそくでした。
ご一読ありがとうございます。

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