【読書メモ】発達障害の人には世界がどう見えるのか(井手正和 著)
具体的な事例と会話例があるので読みやすく分かりやすい。
井手先生の講演で聴いた内容がまとめられた印象。
知らなかったこと。中々、記憶に定着しない点などをメモ。
【読書メモ】
発達障害の人には世界がどう見えるのか
井手正和 著(2022/12/6発行)
https://www.amazon.co.jp/dp/4815617953/
「ASD者5人のうち1〜2人は不安障害を併発している可能性がある」p.136
(特に社会不安障害や強迫性障害)
→これは知らなかった。そうすると益々、素人の判断は危険だと思った。
ASD者に見られる「エゴセントリック」(自分中心で世界を捉えるものの見方)の概念も、コミュニケーションの悩みの要因の1つになっているのではないかと考えています。
p.146
エゴセントリック・・・自分中心
アロセントリック・・・他者中心
(ego=自分、allo=他者)
p.148
先入観を持たず、じっくり観察した上で、「その行動をとるのはなぜなのかな?」と考え、行動の背景に思いをはせる。
(非常識、他人に迷惑という理由で)行動を修正しようとするのではなく、
「なにを得たくてその行動をしているのか」がわかれば、より良い解決策を見出せるはずです。
p.186-187
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