【読書メモ】まんがで知る デジタルの学び――ICT教育のベースにあるもの(前田 康裕 著)

ICT導入による学級内のトラブル。研究授業や教師間の意見対立の事例。
知らない世界を垣間見ながら、教師って素敵。教育はこう変わってきてるのかと納得。

【読書メモ】 
まんがで知る デジタルの学び――ICT教育のベースにあるもの
前田 康裕 著(2021/12/28発行)
https://www.amazon.co.jp/dp/4908983569

SNSでの推薦と「今あらためて問われる 教師のあり方」という帯が気になって読了。ICTに疎い定年間近のベテラン教師の視点で、ICT導入や学びのあり方を描いてゆく。

●「教える」から「学ぶ」へ
教師の仕事は『伝えること』ではなく『目的を持たせること』(p.77)
教師の仕事は知識を伝えることではないの。人間らしい感動をもって子どもたちと共に学ぶことよ。(p.113)
『学習指導要領 一般編(試案)』(昭和二十二年度)第四章 学習指導法の一般からの引用(p.87)
https://www.nier.go.jp/yoshioka/cofs_new/s22ej/
『令和版 学びわくわく熊本市の授業づくり』(p.103)
http://www.kumamoto-kmm.ed.jp/files/25215/98427152.pdf

●あとがき
2つの「教師のバトン」。グッとくる。

●紹介、引用された本
各章末の「コラム◇デジタル社会の教育を考える教養書」で紹介された8冊。
エピソードに出てくる『師道』(小原國芳著)。
しばしば引用された、デューイ。読みたい・・。

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