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秋季支部大会観戦

 巷ではラグビーにバレーボールに体操にアジア大会に・・とたくさん大きな大会が開催されています。私もラグビーワールドカップをテレビで見ています。どの競技であれ、こういう舞台に立っている選手は常人では考えられないような修練を積んだ結果として、その場にいるんだろうと思います。
 子供のころから一生懸命頑張って取り組んで、その先にある世界。
 誰もが立てる場所ではないから多くの人が価値を感じて魅了される世界。
 残念ながらラグビー日本チームは予選リーグ敗退となりましたが、世界を相手にそこで躍動している姿がすごいことに疑いはありません。

 私の住んでいる地域では、高校野球の支部大会決勝戦が昨日行われました。こちらもその先にある甲子園を目指して一生懸命です。まずは18日から札幌ドームで行われる全道大会の切符を得るための一戦です。
 ベンチには18人しか入れないので他の部員はスタンドで応援になりますが、スタンドからのチームを盛り上げるための応援が途切れることはありません。それに呼応して、応援に集まった生徒や父母会やOB,OG、他の一般のお客さん・・打った時、打ち取った時の歓声であったり、ため息であったり。応援の立場によってそれは人それぞれです。 
 野球の試合を見に来ているのですが、私は各校の応援合戦を見るのも好きです。部員以外の皆も集まって一生懸命応援する姿。吹奏楽だったりチアだったり。野球の応援なのですが、その高校自体の一体感を感じる雰囲気。




 特にこの高校で野球をやろうと志して入部して、多くの選手がいる中でレギュラーの座を勝ち取り、この舞台に立ってプレーしている選手たちには頑張って欲しいですし、スタンドとの一体感も大切にして戦って欲しいと思います。

 私が観戦したのは2試合目でしたが、緊迫した試合展開が続き、延長タイブレークで勝敗が決するという劇的な試合となりました。勝ったチームは札幌ドームに向けて、負けたチームは次のステージへ向けて、また日々鍛錬することと思います。頑張って欲しいです。

 ところで大会プログラムを見てみると、参加17チームのうち3校連合が1チーム、選手数が9~11人のチームが6チームと、3年生が抜けた後なので仕方がない部分もありますし、部員数が全てではないと思いますが、人数の少ないチームがそこそこあります。もっともチームを組んでいる高校の1学年の生徒数が80~240人くらいのところが多いことを考えると、そんなに野球部にばかり部員が集まる訳は無いでしょうし、そもそも野球は中学や高校から始めるには、かなり敷居の高いスポーツだと思うので、野球をする子の裾野を広げていくというのは地道な取り組みが必要なのかもしれません。

 野球は色々な作戦や戦術、駆け引きがあって、それを読みながら試合が進行していくスポーツなので、とてもおもしろいと思います。難しいところは分からないなりに雰囲気を楽しめば良いだけですし、正直、私も難しいルールは分かりませんが、十分観戦を楽しんでます。今シーズンの野球も終盤に入ってきて、もうすぐオフになってしまうので、残りの試合観戦も楽しみたいと思います。


 
 
 

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