主権者教育ってむずかしいねえ

 どうやら日本は後進国らしい。左巻きの人たちが日本は後進国だと言っていた。日本は男女平等ランキングがかなり低いらしい。報道の自由ランキングも低いらしい。日本では自公政権が国民を顧みず、仲間内だけで得をするように政治が行われているらしい。Twitterでは毎週のように自民党や政府が貶されている。どうやら日本はますます厳しい局面に入っているようである。

 大学の授業で「社会科教育というのは主権者を育てるためのものだ。主権者教育をどのように行っていくかを考えなければならない」と聞いたことがある。一生懸命左を向いている東京学芸大学の中では煙たがられるような教授だったのではないかと思う。それはさておき、日本において主権者教育はきちんとなされてきたのだろうか。私は全くなされてきていないように思う。おそらく皆さんもそう感じているだろう。そもそも主権者がきちんと育っていれば立憲民主党など存在もしないだろう。おっと、口が滑りました。失礼。日本では「選挙に行きましょう」と声を大にする割には投票先の選び方は教わらないのである。しかしそれもしかたがない。投票先を選ぶには政策の概要を知るだけでなく、そもそもその政策にどのような意味と目的があるのかを考えなければならないからだ。経済政策を考えるためには経済についての知識が必要であるし、憲法について考えるには現状の問題についての意識や国家観が必要であると思う。そのようにして考えると、いやはや主権者教育のなんと難しいことか。そしてなんと重大なことか。

 この国の一部の人間には、論理的に物事を考えられず、みずからの貧困を政府や政治のせいにして、富める者を上級国民などと批判する者がいる。論理的に物事を考えられないから程度の低い陰謀論を信奉する。それらは教育の敗北であると思う。日本は良くか悪くか学歴がまだまだ力をもつ。それを国民全員が子供のときから知っている。企業は大卒以上を求め、大卒であってもフィルターにかけられることも間々ある。しかし逆をいえば、良い大学を卒業すれば良い待遇を得やすいのである。それをわかっていながら勉強を疎かにし学歴を得られず、挙句の果てにエリートを上級国民だなんだと批判する人間の浅ましさたるや。積み上げてこなかった人間が積み上げてきた人間の足を引っ張るなど醜いことこの上ない。教育者は、そのような悲劇を生まないために努力しなければならないのだと思う。人を羨み憎む前に自らが努力するべきだ。

 最近はずっとゲームをしていて文章を書いていなかったので、なんだかまとまりのない文章になってしまった。と思ったが、そもそもいつもまとまりはなかったように思う。人権屋とかツイフェミとか自称リベラルとかが嫌いで嫌いで仕方がないよ~って話。以上。

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