「ウマ娘 シンデレラグレイ」が熱い!

どうも、やまりょーです。

突然ですが、皆さんは競馬と聞いてどのような印象を持つでしょうか?

恐らくほとんどの方が、賭け事の代名詞と考えていると思います。私の感覚でいえば、コアなファンが多いとか、お年寄りの方向けの娯楽だとか、結構な偏見を持っていました。

実際には小学生時代の同級生がジョッキーを目指していたことや、高校時代の同級生が高校在学時から競馬の予想をしていたりなど、身近なスポーツだったことを最近知りました。

さて、そんな偏見持ちだった私ですが、最近は競馬をよく見るようになりました。

そうです、「ウマ娘 プリティーダービー」の影響です。

今年の二月にリリースされたこのゲーム、一度は目や耳にしたことがあるのではないでしょうか。これを書いている2021年7月2日現在のApple Storeでは、無料アプリランキング七位に位置していました。リリースからずっとトップテン入りしてるのすごいなマジで。

そしてこのウマ娘のコミカライズしたものが、週刊ヤングジャンプにて絶賛連載中の「ウマ娘 シンデレラグレイ」です。現在三巻まで販売中です。

この更新の結論から言うと、全人類この漫画を買って読んでくれ。マジで面白いから。

漫画の面白さを語る前に、そもそもウマ娘とは何ぞや?というのを簡単に説明します。

超簡単に言うと、実際にいた競走馬を美少女化させ、漫画やゲーム、音楽などのメディアへコンテンツを広げる、大掛かりなクロスメディアコンテンツです。主催はシャドウバースやグラブルを手掛けているCygamesさんです。

彼らが約三年かけて開発したゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」には、往年の名馬たちが多く登場しています。シンボリルドルフ、トウカイテイオー、スペシャルウィーク、サイレンススズカ、ゴールドシップ、ハルウララ、キタサンブラック・・・競馬を知らない方でも、その名前だけは知ってるという馬もいると思います。

その中でも「ウマ娘 シンデレラグレイ」では、オグリキャップを主人公としています。

オグリキャップ。地方競馬の笠松競馬場で築き上げた驚異的な実力から中央競馬へ移籍し、伝説と称されるまで上り詰めた元祖アイドルホースです。かく言う私も、オグリキャップという名前の馬がいたということだけは知っていました。

その伝説の馬を美少女化し、限りなく史実に沿ってストーリーを展開していくというのがこの漫画の大きなあらすじです。平成三強と呼ばれた同期との対決、葦毛の馬同士の一騎打ち、クラシックレースが持つ特有の規則の壁、そして地方から成りあがった彼女が抱えた数多の葛藤。

もちろん漫画ですので、実際にはなかったレース展開や、人間らしさのある心理的な描写なんかももちろんあります。

だけど、そこがいいんです。

「ありえない」出来事や描写が、私たちの「もしかしたら」を叶えてくれる。

これがこの漫画の醍醐味なんです。

最初に述べた通り、ウマ娘とは競馬という長い歴史を持つスポーツを題材にしたクロスメディア型のコンテンツです。だからその歴史を覆していたかもしれない「もしも」の妄想ができるし、それを可視化して漫画化してくれたのが「ウマ娘 シンデレラグレイ」なのです。

そしてこの漫画、現在「次に来るマンガ大賞」のコミックス部門にノミネートされています。個人的にはウマ娘がグランプリを取ってくれないかなぁ・・・と思ったり思えなかったり。「推しの子」とか「少年のアビス」とか面白いもんなぁ。恐らくこの記事を出す頃には投票が締め切られているとは思いますが。

さて、この「ウマ娘 シンデレラグレイ」ですが、現在三巻まで販売中です。おそらく八月中に四巻が出るのではないかと思います。出なかったらごめんなさい。

そんなわけで今回は、個人的にめちゃくちゃ面白い漫画がグランプリ取るかもしれねぇ!っていう理由で書きなぐった回でした。みんなも読んで一緒にトレーナーになろう。

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