年賀状の向こう側
あけましておめでとうございます。2020年にnoteを始めて、皆様からの反応が頂けて、とても嬉しいです!今年もよろしくお願いします。
※上の写真は、今年の年賀状で使ったものです。
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毎年、年賀状を出している。1年に1回の挨拶でも、交わせば続いていく関係がある気がする。
小学校の頃の担任の先生や通っていた公文の先生には、もう20年近く年賀状を出している。母が出していた年賀状を受け継いで、いつしか、私の名前で出すようになった。
自分から出す年賀状には、手書きで三行ほどの近況報告をしている。特に、長らく顔を合わせていないお世話になった先生方には、近況報告を以て新年のご挨拶としている。
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先生方から頂く返信に、ふと手を止めてしまうものがある。頂くメッセージは毎年異なり、私の状況を想像してくださった上で、「今の私」に届く言葉が綴られている。
「定時制高校で働いています」と書けば、「心身の健康には気をつけてくださいね」
「個別指導の仕事を始めました」と書けば、「一人一人にゆっくり向き合うのは、貴方に合っていますね」
富士山の写真を載せた年賀状には、「自然の中で心も体も浄化されていきますね」
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めまぐるしく住む場所も仕事も変わる私を、生徒だった頃と変わらない立ち位置で、先生方は見守ってくださっている。
変わらない部分を見続けてもらえることに、安心するのかもしれない。
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「言葉を贈る」ということは、相手のことを考える時間を持つ、ということだ。
離れた人を想うこと、三行で相手に想いを伝えられることは、素敵なことだなと思う。
表現力は追いつかないけれど、せめて、私も他者へ想いを馳せる時間を持てるようでありたい、と思う。
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大学のときに同じクラスで学んでいた中国からの留学生だった友人も、1月1日に毎年メールをくれる。
今年は、「コロナで大変だけど、日本は大丈夫?」という気遣いのメールが届いた。「状況が落ち着いたら、中国にもぜひ遊びに来てね」とも。
新年には、いつかのように会えなくなった人たちと、親しみや敬意を込めてやりとりできる。離れていても元気で居て欲しい人達が、今年も新年を迎えられたことを、しみじみと嬉しく思う。
今年を迎えるまでに、たくさんのご縁があったことを確かめる。
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今年、年賀状を送った人の何人かには、勇気を出してnoteのURLを書いて伝えた。
今年も、楽しみながらゆるゆると、noteを書いたり読んだりしていきたい。
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