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腸の環境を改善すると体調も良くなる!①

今回は腸について語らせていただきます。

僕は20代後半でうつ病を患い、長期休職。
メンタルがやられていた期間が長かったせいなのか、腹の具合が段々と悪くなっていき30歳のときに胃腸のトラブルが急激に増えました。

アレルギー症状も増え、疲れやすさ・体のだるさも感じるように。

原因は鬱病に罹ったことと、ストレスを受けて食生活が偏ったことでした。

振り返ると腸に悪影響のあることばかりしていました、今では心底悔やんでいます。

体調を維持するために必要な免疫細胞は腸で造られていて、腸の具合が悪くなると病気やアレルギー症状などの発生率が高くなります。

今回はデリケートかつ人体にとって非常に大事な器官、腸について僕が知っていることを語っていきます。

よければお付き合いお願いします🙏

腸はとにかくストレスに弱い


腸というのは脳の次に神経細胞が多く通っている器官です。
このふたつの臓器はとにかくストレスの影響を受けやすい。

加えて「迷走神経」という神経で体の臓器は繋がっているので、脳や腸がストレスなどの悪影響を受けると体全体に影響を及ぼします。

その上、「腸は脳からの司令を受けずとも自立して動くことができる」という厄介な特性をもっています。

悪いストレスを受けたとき、頭では受け流したつもりでも腸は繊細に悪性のストレスを感じ取ります。

その結果、お腹の調子が悪くなることも。

排泄を促して体を軽くすれば、危険な環境から逃げやすくなりますからね。
命の危険がつきまとう原始時代なら必要な能力ですが、今は現代。

会社で少しばかり嫌なことがあったくらいでトイレに駆け込まなければならないのは本当にしんどいです。

このように現代人の体には僕らの先祖が暮らしていた当時の環境データが遺伝子として残されていて、当時と違う環境になった今でも生命維持装置としての機能をぞんぶんに働かせてくれます。

現代ではあまりうれしくない機能ですね、メーワク極まりない。

結論を言うと「とにかく腸はストレスに弱いので、さばききれない悪性のストレスは避けたほうが無難」ということです。

腸内には細菌が繁殖している

人間の腸内には様々な細菌が繁殖していて、人体では分解しきれない食物を細菌に分解させています。

細菌が食物を分解して作った栄養素を、腸壁から体内に吸収することで生命を維持しているわけですね。

人と菌は共生関係にあり、そうしないと人は栄養を体に取り込むことができないため生きていくことができません。

人間は難儀なもんです。

加齢と共に腸内細菌は変わる

この腸内細菌というものは大きく3種類に分けることができ…

  • 腸内環境を整える善玉菌

  • 腸内環境を荒らす悪玉菌

  • どちらにも属さない日和見菌

大まかに言うとこの3種類が腸内に存在します。

人は幼児期に最も多く善玉菌を腸内に住まわせています。
しかし成長期を過ぎて30代に入ると、幼児期に腸内にいた細菌は変化しています。
善玉菌が減り、悪玉菌と日和見菌が増えている人がほとんどです。

日和見菌は優勢な方に就いて腸内での動きを変える厄介な菌。
善玉が腸内で多ければ善玉と同じ動きを。
悪玉が多ければ悪玉と同じ動きをします。

悪性のストレスや、不眠、不健康な食生活が重なると善玉菌は死に、そのぶん悪玉菌が増えてしまいます。

腸内で悪玉菌が多くなれば日和見菌が悪玉菌の味方をし始めます。

こうなると腸内環境が悪くなり、免疫細胞が弱まることで、健康に悪影響が出始めます。

さらに40代、50代と年齢を重ねることで、少しずつ腸内の善玉菌は死滅していきます。

人間、年齢を重ねると病気が増える傾向にある。

その原因のひとつが腸内環境の悪化にあると僕は考えています。

まとめ


腸についてネガティブなことばかり書いてきました。

ここからは悪化してしまった腸内環境を整える方法について書きたいと思います…が。

ついつい熱が入り、長文になってしまったので記事を二分割させてもらいます。

腸は加齢とともに悪くなるばかりではありません、対処はできます。

次回はその腸内環境を整える方法について書きますので、よければお付き合いをお願いします。



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