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This izu お結び 視察の旅 Day.3 最終編

おはようございます、TRです。

この旅もいよいよ最終日となり、天気は晴れ。
前夜の濃ゆい語らいでなかなか目覚めないメンバーもいたけど、さぁーチエックアウトタイム。
1棟貸しの宿なので、サクッと掃除。
それぞれの個性が出て面白い。

こうゆう時間が大切だよね


そして、片付けをしていて気づいたチラシがこれ!

宿のテーブルにこんなチラシが!


宿のオーナーさんが自ら実践してきた経験を元に、「社長になりたい人を募集!」しています。

ビビッ!っ来た方はリンク貼っておくので、のぞいて見てください。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdjAtn_qNCLYkb82Q0uEbQrnGHqsqkWv76Lh6NgN10cqdXWPg/viewform?fbclid=IwAR0ClD-Eb5fBG5knV5YAbVPYNAGd0y8xQRGLiEnwe7Fi9NY6N-Q5o-nLsTU

先代からこの施設を引き継いで、そのほとんどがDIY。とてもパワフル且つシンプルな生き方を実践されている方で、そのお話は有料級のセミナーでした。そしてここでも「実験してる」という言葉聴きました。
今回2泊出来たことで、たくさんのコミュニケーションが生まれました。普段の生活では皆ご多様で、中々時間を合わせられないけど、本当に有意義な時間になりました。

一同は、貴重なお話も土産に、最後の視察先となる、南伊豆町の『子浦』に向けてレンタカーを動かし始めました。

 南伊豆町子浦は伊豆半島南端の西部に位置しています。 人口は東西子浦区で約200人程の小さな過疎集落で65歳以上の高齢者割合は7割近くの無医村です。

子浦プライドより一部引用

その子浦には初日の懇親会でお会いした、松原副部長(女性)が、切り盛りする『ゲストハウスDaja』を見学させてくれるという、なんとも有難いお話です。

ちなみに子浦という港町は、いわゆる限界集落と言われてしまうようなエリアで、その集落で釣り人に特化した宿を営むというチャレンジをされている移住者。

彼女は南伊豆町のコーディネーターも担っているそうで、ワタシたちの住んでいる新島で例えるならば、、若郷地区で奮闘されているイメージでしょうか。

若郷地区の人口 266名(男性:130、女性:133)R5.07.01現在

どんな暮らし方で経営をされているのか?妄想は膨らみつつも、彼女からお薦めされたスポットに寄り道しながらの、南伊豆をドライブ。

これがまた最高w

天気も良くて、伊豆大島〜新島までしっかりと眼下に捉え、この旅のテーマである『外から新島を眺めてみよう!』もある意味で達成(笑)

ちなみに助手席のコージに「ドライブおすすめの曲をかけて」と頼んだところ、流れたのはサザンオールスターズ♬

海辺のドライブ=サザンは、30代にもしっかりと浸透されている戦略ってすげ〜と、思いつつ、まず寄り道したのはこちら。

昭和52年より干物の製造販売をされているそうで、バンブーの屋根がなんとも味わい深い。
中では炭火の試食あり!これが旨すぎて、帰るまで箸が離せまんでしたw
何とお茶まで。おすすめは鯖のみりん干し、あなごも旨かった。おばちゃん、ごちそうさまでした。また行きます。
あいあい岬より、ヒリゾ浜を眺める。とても美しい場所でした。ここで🛶漕ぎたい。
1日に確か3本しか止まらないバス停。バス使う人いるのかな?

前日の深酒の影響で、静かに過ごすスギちゃんをよそに、車はカーブをクネクネと進み、目的地の子浦へ到着。

Googleマップが示す場所には道が狭すぎて行けないので、適当な場所に駐車し、いよいよ集落の中へ。

知らない扉を開ける勇気があるか?ないか? (この旅で聴いた名言より)
軽トラも通れないほど道が狭いから、各自のネコ(一輪車)が陳列されてました(驚!)
出迎えて集落を案内してくれた、Dajaの女将こと「よしみさん」(松原副部長)
神津島と伊豆大島の波浮地区が混ざったような、情緒ある港町。
暮らしを感じる一枚。Photo by NUMA FILMS
この日はクローズしていたので、外から見学させてもらいました。徹底的にサイクリストに優しい宿のJU-ZAは、築56年の元民宿を改装され、新たなコンセプトでこの地域に根ざしているそうです。


次にご案内してくれたは、Tea Salon KIBI

坂道を登るとこの看板。新茶の紅茶と自家製フランス菓子を予約のみで営業されているそうです。
道からして特別感に溢れる雰囲気

地元の名士、小泉三申さんが建てられた建築物で、ご本人の実家はすぐ下にあり、生きているうちにここに住むことは無かったようです。

三申・小泉策太郎 新聞記者を振り出しに、文筆家、相場師、実業家でもあり明治末期より大正、昭和初期にかけて、政界の惑星と騒がれ黒幕、策士てき歴史人物である。

館内に飾られていた写真より
写真では伝わらないが、ガラスがとても美しく、眼下に望む南伊豆の景色が。。
ここで予約して、半日くらい過ごす人もいるそうです。行けばその気持ちに同感出来ますw
丁寧な空間
もちろん座りました
桜の木の音を聴いている塩職人
キッチンの窓がまるで絵画。

何だか居心地が良すぎて、長居してしまいそうでしたが、実はこの日は休業日。

Dajaの女将さんのおかげで、とってもディープな場所をご案内していただきました。

そこには、その地域が作ってきた過去の背景があり、「変わらないために、変化していく」という柔らかい考えが大切だなと感じました。

Dajaの玄関にあるイラスト。神津島の女性が描いてくれたんだって。

女将のおさんぽを満喫し、Dajaへ。

Dajaとは方言。「〇〇だじゃ」って、ここでも地域への愛が溢れてる。建物は、古く使われなくなった民宿をDIYで改修し、釣り人に優しい宿として再生。
テーマカラーは、ブルー!そして猫。
釣り人、海好き、魚好き!細かいところのデザインに目を奪われてしまう
可愛いの大好きなこーじ。
2階の寝室エリア。NABLAの血筋からの質問が冴えて来ますw
伊豆半島で連携。いいね!
手土産にHOSSY持って行ったら、HOSSYがあった笑。お客さんのお子さんにせがまれて、ONE PEACE抜けていたので埋めることに成功!
近所のアイドル「ももちゃん」。なんでもプランター栽培してるレタスが大好きで、「おいで」と呼ぶと、ご老体に鞭打ちながら近づいてくれました

Dajaのすごいところは、釣り人好きな人に優しい宿として特化しているにも関わらず、

魚臭くない!

これってかなり重要なポイントかと。

そして何よりも移住者としての視点も兼ね備え、この限界集落でチャレンジされている姿は、コミュニケーションに滲み出ていました。
Googleクチコミ4.9って驚愕の数字も納得。

よしみ女将!宿の見学&集落のお散歩、ありがとうございました!(掃除とかホント大変だったと思います。。)

思わず、予定の時間以上に子浦に長居したので、ランチはお預けして、そろそろお暇しないと。

釣りが好きなよしみ女将、次は新島で会いましょう!

初めて訪れましたが、魅力的なお店や風情がある港町で好きになりました。夏は観光客で賑わうので、時期をずらして行くのがお勧めかな。

という訳で、2泊3日の視察という今までにない贅沢な時間を味わった、新島村商工会青年部一行は、島から迎えに来てくれたチャーター船に無事に乗り込み、沢山の土産話を持ち帰ったとさ。

おしまい。

テーマと機会を作って、また行きましょう!

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