やってませんか?【嫌われる質問の仕方】
どうも餓鬼です。このマガジンでは、
・仕事に関する知識は欲しい!けど勉強する時間はないし、
・そもそも本は好きじゃない...
という方のため、ビジネスシーンで使えるトピックやテクニックを具体的な応用例を交えて掲載させてもらってます。ぜひ楽しんでいって下さい。
ただ聞いただけなのに怒られる、疑問に思ったから聞いただけなのになぜか嫌な顔をされるそんな経験ありませんか?
これはあなたの質問の仕方に原因があります。
というわけで今回のテーマは【嫌われる聞き方】
疑問に思ったことは聞くのが一番です。聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥とはよく言ったものですが質問の仕方ひとつで相手に与える印象は大きく変わります。この記事で是非正しい質問の仕方を確認しましょう。
みんなやってるあの聞き方は間違い
では早速正解発表です。まずい質問の仕方はたった一つそれは理由を聞くことです。もう少し詳しく言うと【なぜ】と聞くことです。
なぜ【なぜ】と聞いてはいけないのか
・この資料を作っといて
・ここには君が営業行って
理由もなくこんなこと言われてもなんでやねんって思うでしょう。
そして思わず聞いてしまいます。なぜなんですかと。
この時のあなたの感情を考えてみてください。なぜという言葉の裏に怒りの感情が混じっているのがわかりますでしょうか?
そうです【なぜ】という質問の仕方は無意識にいかりや攻撃の意思を反映してしまっているのです。
就活の面接なのであなたの好きなことを教えてくださいと聞かれ、答えた後にそれは【なぜ】ですか?と言われて嫌な気分になったことありませんか?
【なぜ】と聞かれることによって聞かれた側は自分が間違ってたのかなと感じるようになりますあたかも自分が否定されているかのように感じるのです。
これによって相手の心の中に無意識にあなたに対しての壁ができあなたに対して悪い印象を作り始めます。
しかし疑問が生じたときには何でですかと聞くのが一番手っ取り早いのはその通りです。じゃあどうやって聞けばいいんでしょうかどのようにしたら相手に悪い印象を与えずにこちらの疑問をぶつけることができるのでしょうか?
なぜではない方法を使う
ではなぜ以外でどのようにして疑問を相手にぶつけたらいいのでしょう。
答えは何がどのようにを使うことです。
どういうことか説明します。例えば先の例にも出したように後でこの資料を作っといてくれと言われた時にあなたの中で疑問が生じます。【なぜ】これをやらなくてはいけないのか。
この【なぜ】これをやらなくてはいけないのかをもう少し分解してみましょう。
この資料は一体どこで何のために使われるのか誰がこの資料を見るのかこの資料を見てその後どうするのか。
あなたの頭の中はいま自分に不当に仕事が突きつけられたことによって怒りでいっぱいかもしれませんがどうか怒りで我を忘れずに物事の本質を見極めましょう。
・上司に今頼まれたその資料はどなたがご覧になるんですかどんな会議で使われるんですか必須の情報は何ですかその会議は何を目的として行われているんですか。
という風に具体的に聞きます。後ろにある要素一つ一つに対しての疑問を投げかけるイメージですね。
【なぜ】という質問はあまりにも範囲が広すぎます。
・さらに相手からしてみればこいつは一体何がわからないんだろう。
・こいつは何も考えてないのかな?
という印象を与えかねませんですので何がどうなのかという質問の仕方をしてあげてください。そうすればあなたと上司の間に軋轢が生まれることはありません。
まとめ
というわけで本日のまとめです。
①【なぜ】のように理由を聞かない
②【なぜ】という聞き方は相手の行為を否定するニュアンスが含まれるから避ける
③質問するときは誰が、何のために、どうやって、のように要素を細かくバラして質問する。
先ほども言いましたが【なぜ】という質問はデメリットが多すぎる上に1つ1つが強すぎるので、使用のオススメはしません。わからないならまずは自分が相手に投げかける質問を作ることに頭を使い、いち早く問題解決できるように努めましょう。
最後に
なぜという言葉はなかなかのパワーワードです。
お笑いでなんでやねんてありますがまさに見たまま聞いたままのように、相手に対しての攻撃性がかなり強い性質をはらんでいます。
普段何気なく使っている【なぜ】ですが相手の心の中には僅かなりともトゲが刺さってしまうことは避けられません。質問が下手な人はコミュニケーション能力がないと誤解されがちですので、正しい質問の仕方を覚えて相手と軋轢を生まないように、あいつはできるやつだという風に思ってもらい自分の人生をより豊かにしましょう。
意識一つ変えるだけで誰にでもできる簡単なことなので是非試してみてください。
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それではまた次の記事で!
参考図書
この記事は私が個人的に情報集め、独断と偏見でまとめたものです。 この記事をもって真偽を確定するものではないので、 数ある主張の一つと捉えていただき、参考にして頂けると幸いです。ご指摘、役に立った等あればコメントいただけると筆者は喜びます。