「先延ばし」を辞める方法3選
いきなりですが、私は元々「先延ばしの常習犯」でした。即座に逮捕レベルです。
やらなくてはいけないタスクがあるのに楽観的に捉えて、どんどん後回しにしていました。口癖は「いつか何とかなるだろう」です。
常習化する事で、億劫な気持ちに拍車がかかり、多くのタスクが山積み。もはや対応出来ない状況に。結果的に、自分で自分の首を絞めてパンク。わかった事は勝手に何とかなる事はないことです。
ビショップ大学の心理学者・Fuschia Sirois教授によると、先延ばしを続けている人の脳では、ストレスによって、コルチゾールという抑制ホルモンが分泌され、継続すると、心臓への負担が高まり、肝臓に脂肪をため込むなど、死亡リスクを高めてしまう恐ろしさも。
これらの経験や事例から得たことは先延ばしせず、常に前倒して「今この瞬間」に完了させる意識を持つことが人生を好転させる肝であり、逃げずに向き合う事だと痛感しております。
今日の投稿では私が先延ばしをしてしまった原因とデメリット、そして先延ばしを辞める方法について解説していきます。このnoteを見て少しでも参考にして頂けたら幸いです。
目次
先延ばしの原因3選
原因① 楽観的過ぎた
先延ばしする事によって将来の自分の首をどれだけ締めるか、深く考えずに惰性で目の前の快楽を選んだ為。お気楽過ぎる事にはリスクがある事を実感。
原因② 怠惰を選んだ
真剣に取り組まなければいけないことほど、大きな集中力や思考、行動するエネルギーが必要となる。心の負担として重くのしかかります。このストレスから逃れるために目の前にある快楽を選んで現実逃避をしてしまった為。現実は何一つ変わらない。
原因③ 完璧主義
100点を求めるあまり、一つ一つをしっかりやり遂げなければの想いが強すぎた。そしてなかなか本題に着手できず、ずるずると気持ちが後ろ向きになり、結果的に先延ばしになるケース。このパターンは話を聞くと、世間一般的に多いことが分かった。
先延ばしのデメリット3選
デメリット① 明日やろうは馬鹿野郎
仕事を先延ばしにすると、すぐに片付けるよりも倍の時間とエネルギーが必要になる「エメットの法則」があります。これは、アメリカでタイム・ストレスマネジメントのコンサルタントを務めるリタ・エメットさんが提唱した、行動心理学における法則。先延ばし期間が長ければ、タスクを思い出す時間が余計にかかってしまうケースがまさにこれです。
デメリット② 信頼を失う
先延ばしばかりしていると、締め切りにいつも追われているイメージが付き纏う。周囲から「先延ばし名人」のレッテルを貼られて、信頼を失う。段々重要な仕事を任されなくなる。最後には「責任感が皆無の人」と思われて、成長・進化の伸びしろが無くなる事。
デメリット③ 余計なリソースがかかる
先延ばしをしても、いつか片付けなくてはいけない事には変わりはない。「タスクが盛り沢山で心が疲弊」「先延ばしをしている自分が嫌になり、自己肯定感爆下がり」等の弊害が生まれてくる。別のことをやりながらもタスクへの意識が消える事はない。今、目の前でやらなくてはいけないことも100%の力を発揮出来ない。そして、片付ける時には、すぐに実行するよりも、何倍もエネルギーと精神的疲労が重なってしまうためです。
先延ばしを改善する方法3選
方法①一歩目のハードルを低くする
最初から大きなゴール設定だと、どこから手をつけてよいか分からず、「めんどくさい」という気持ちが生まれやすい。そうならないためにも、タスクを細分化し、小さくて明白な一口サイズにしていくことが大事です。例えば、参考書を読むなら、まずは5ページだけ。本を書くなら、目次だけ。のように最初のハードル設定はうんと低くして、軌道に乗せていく事が肝です。
方法②動いて作業興奮させる
これは科学的に解明されているのですが、「やる気が出るから行動」するのではなく、「行動するから感情が高まる」事が証明されています。一歩踏み出すことで脳の中の側坐核が刺激されて、感情が高まっていく。やる気が出ないなと指をくわえていても事態は何も変わらない。まずは、スモールステップから心身の状態を高めていく事が大切です。
方法③仕組み化させる
モチベーションに頼るとブレが生まれます。その為、どんな時も変わらない自分でいる事が大事。方法としては、「締め切りをマメに設定」「周囲に宣言」の2つが効果的です。
①締め切りをマメに設定では、自分の中の「締め切り日時を明確にすることで期限までに必ず達成させるというスイッチを入れられる。これが原動力となり、先延ばしをしない自分でいられる。
②「周囲に宣言」では、周囲に目標を宣言することで自分の中に責任が生まれ、必ず達成させる意思力が生まれます。宣言することによって、周囲の力を活用してプレッシャーを原動力にする方法です。また、行動目標やその達成期限を宣言することで、周囲の人からのサポートが増していく。誰もが、言った言葉は達成しなければという想いはあるので、いい意味でハッタリをかますことも自分を推進させる味方になることを痛感しています。
ちなみにstand.fmで先延ばしについて配信した内容がこちらです。
Twitterでの先延ばしツイートはこちらです。
まとめ
これらは私のマジな実体験です。物事を先延ばししても「百害あって一利なし」です。メリットはなく、どんどん自分を苦しめて、ストレスが溜まり、パフォーマンスが悪化。機会さえも損失してしまいます。出来るだけ若いうちに先延ばし癖を破棄して、すぐやる人になることが大切です。
私も、過去はとんでもない「先延ばし常習犯」でしたが、、深く反省し、行動に移した結果、良い習慣が確立されました。ロンドン大学の研究で習慣化の平均日数は「66日」のデータがあります。つまり、人は習慣が変われます。習慣が変われば人生が好転します。共に実践していきましょう。
最後まで読んで頂きましてありがとうございます。