見出し画像

【解説5 価値と未来】未来(いつかは)、どうしてる?

こんにちは。ニシオヒカルです。
飲み物をAmazonで箱買いにしてから、生きる上でのストレスがだいぶ減りました。重たいものを持ち歩くこともストレスだけど、2Lでもほぼ1日でなくなるというのがさらにストレス。かと言って、家でつくるお茶ってどうしても味が薄くなったり、あと洗い物増えるじゃんとか、とにかく飲み物にかかる何重もの思考が鬱陶しい。箱買い、最高。

今回は「価値と未来」について。
ビットコインとかNFTとか最近はようやく日本にも価値が変動するものに対する意識のハードルが下がってきたのかなと思いつつ、金融商品と銘打ってあるもの以外のものも全て価値って変動するんですよね。
小学生のころにカードゲームが流行ってて、僕もなんとなくやっていたんだけど、何かのカードがプレミアで100万円とかって聞いた瞬間に引いちゃってやめちゃったんだよな。今なら価値って「誰にとって」が重要なことがわかるから何とも思わないけど、10歳ぐらいだと怖いよね。100万円。

#21 五感
『ラーメンを科学する』で読んだんだけど、味って脳が認識するから、ガソリンを飲んでもそれが醤油スープだって認識させられたら醤油スープの味に感じるらしい。おそらく他の五感もある程度は脳でコントロールされるのだと思うと、価値を何に置くかって難しい問いだよなあ。
あと肉とかに電気を通すと旨味って増えるらしいですよ。


#22 治外法権
最近の若い人は恋愛をする人数が減って、推しをつくる人が増えているというのをある特番で言っていた。
それに対してMCの人とかが「恋愛を通じて傷ついたり、裏切られたりしないと薄っぺらくなっちゃう」みたいなことをコメントしていて、そういう傷つくこと=強くなることと勘違いしている人が多いから、傷つけることに抵抗がない人が生まれるんだろうなって僕なんかは思ってしまうわけだけど、一方で傷つくことをポジティブに変換する能力はおそらく僕のほうが弱いはず。


#23 写真
これは写真という事実を切り取るモノの価値が高まった世界になったと仮定して描いたもの。ディープフェイクとかも増えてきて、ホンモノっぽいものなんて誰もが加工で作れてしまうからこそ、どうしようもなく本物でしかないものに感動があるはず、とどこかで信じていたい。
フィクションで感動させることも、ノンフィクションだから人に刺さるものがあるということも、文学や映像を通じて知ってきたからこそ、写真も加工と真実は別の価値として捉えられていくのかな。


#24 音楽
ここ数年で突然流行の音楽よりも、過去聴いてきた音楽や生まれる前後くらいの音楽のほうがよく聴こえるようになってきて、こういう趣味嗜好にも年齢とかって出るのでしょうか。
「音楽」は乳幼児が稼げる世界線になれば子ども生むことにリスクを感じる人って減るんじゃないかなという、ちょっとディストピアっぽい発想で描いたものです。少子化に歯止めと言うと聞こえはいいけど、多分新しいタイプの犯罪とか増えるんだろうなというのも薄く見え隠れしますよね。


#25 才能
「価値と未来」というテーマを考えた時に最初に思いついたのが、かつて生きる価値がないと言われた人たちが救われる話でした。
価値観が多様化しなければしないほど、評価することのできない価値が埋もれていってしまって、評価されている箇所に才能がないと「価値がない」と言われてしまう。
僕が社会の寛容さとか多様性に対して、少しでも役に立ちたいと思うのは、「価値がない」と周りに思い込まさせられる人が減って欲しいからなんですよね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?