ケニア カリンドゥンドゥ AA 試し焙煎
超久々ですが、ケニアの新豆を仕入れて試験焙煎してみたのでちょっとレビューでも。
生豆の状態
まず豆のサイズはAA規格の通りの大きさで、かつ大きさのばらつきも少なめに感じました。
最近はケニアアフリカンシンフォニーABCを焙煎してたのですが、それと比べて欠点豆が相当少なかったのも魅力的でした。
大体200g辺りでカビや欠けで取り除くのが必須な欠点豆が4,5粒程度だったので、生豆で厳選せずとも焙煎後のピッキングで十分取り除けるかと思います。
自分は生豆時点で取り除いてしまうのですが、ここら辺は人によるでしょうね。
焙煎
次に焙煎に関してですが、販売サイトのカップコメントにもあった通り、水分量の多さ+AA規格のケニア豆ということで、ハゼまでに相当なカロリーが必要でした。
とはいえこの辺りはケニアを焙煎する上では定石なので、微調整こそ必要なものの基本的なケニア用焙煎プロファイルで十分対応できるかと思われます。
風味
気になる風味に関してですが、こちらもカッピングコメントにあった通りのフルーティーなフレーバー、確かなボディ感と刺さらない酸味がとても良いコーヒーに仕上がってました。
このフルーティーの部分をより細かく(プラムやアップル、オレンジなど)表現できればいいのですが、ここらへんのカッピングプロファイルがイマイチピンとこないんですよね……。
酸味とボディ感はここ最近飲んだケニアの中ではかなり良さげだったので、この後も試験焙煎を重ねてベストな塩梅を探っていこうと思っています。
総評
まだ試し焙煎の段階ですが、相当良いケニア豆だと感じています。
特にボディ感と酸味をケニアに求めている層にはある程度刺さるコーヒーだと思います。
豆のサイズもAAなので、焙煎豆の状態で売る際の見栄えも良いですし、欠点豆の少なさから手間も少ないです。
一方で、豆の固さとハゼに必要な高カロリーのせいで、1ハゼの際に割れてしまう豆がそこそこ出てしまうのが難点ではあります。
とはいえここ最近のケニアの値段を考えると大分買いやすい価格帯なので、ケニアを取り扱ってるならおすすめの豆です。
以上!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?