自分的おもしろかった日常の話のタネ1
津田沼駅で電車から降り、その日は子供とベビーカーで移動していたため、エレベータで改札階に上がろうとした。
すると、先におじさんが乗っていたので1度見送ることにした。
エレベータが閉まり切ろうとするタイミングで、別のおじさんが外からボタンを押してトビラが開き、そのおじさんが乗り込んだ。
まあそういうこともあるわなと思い、再び閉まるトビラを見ていると、ギリギリのところでまた別のおじさんが出現して乗り込んだ。
なかなかホーム階に上らないエレベータに怒るでもなく、「いや、明らかにタイミング狙ってるやんけ」とそのギリギリさ加減を突っ込みたいぐらいの気持ちで、今度こそ閉まろうとするエレベータを見ていると、正面から勢いよくこちらに向かってくるおっさんの姿。
お、これはまさか!!
押すのか!?押すのか!?
押した。
正直、僕的には「押さないんかい」のツッコミを用意していたぐらいだった。こんな綺麗なタイミングで続くわけないし、そもそも僕自身は閉まろうとするエレベータを開けるのが、中の人に遠慮してしまいできないタイプだからだ。
いや、押すんかい!!
そしておっさん4人時間差で現れて、最後のおっさんは最初のおっさんとあった約1分ほどの時間を埋め切って、一緒に運ばれていくんだなと。
とりあえず、僕はもうちょい図太く生きなきゃアカンなと感じた出来事だった。
そして、子供はベビーカーからそのおっさん達を何も言わずに見ていた。
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