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クリエイティビティーとサラリーマン - 雇われていて創造性を保てるのか

ダンサーの創作活動はなかなか社会には認められません。耳で聴こえてくる音を目で見える形に変換する代弁者であり表現者です。それって娯楽じゃないの?それお金になるの?と同級生達には理解されずにずっと踊ってきました

まわりのサラリーマンをやっている同級生達の趣味は釣り、ゴルフ、キャンプなどの中、私はダンスをしていたので休日はなかなか誘われることもなく、話も合いませんでした(人格的な問題も大きい。笑)

そしてそのまま年齢も40になり全員が管理職になってきました。私は20代からダンススタジオを作り、色々自分の責任でやってきました。同級生達は上からの指示を受け会社に貢献することを考えてやってきたと言います。やりたくないこともやり、自分のやりたい事は会社が終わった後で、もし時間があればやるというスタンスです。一方私は業務そっちのけでやりたい事を優先してやってきました。ですのでツレ達のストレスが理解出来ないのです

「やれば良いじゃないか」

と言ってしまうのです。すると「ちゃうねん。そう簡単じゃないねん」と返ってくるのです。確かに私のような自営業者とは違い会社に身分が保障されているわけですから難しいでしょう。それは当然の話です

しかしそれがことアートの世界だとダンサーにどういう影響を与えるでしょうか?誰かに気を使うクセがあり、スタジオに雇われていたりサラリーマンダンサーだと雇用者であるダンサーオーナーから「お前のダンスは昔の方が良かったで」などと言われ、暗にスタイルを変えろというプレッシャーに負けて自分のダンスを押し殺すのではないでしょうか?

自分の生活の保障が一番大事だと思っている人には正直この職は向いていないと思います

「やりたい事があるけど、キッズが多いイベントで踊るからこの表現はエロいからやらない方が良いかな?」

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