組の四代目若頭、noteはじめます。
みなさんこんにちは。北海道で唯一流氷が来る、オホーツクは湧別町にある怪しげな組、「西村組」で取締役採用責任者をしている西村幸志郎です。「組」と言うとよく誤解されるのですが、国民の安全と豊かさを築く会社(土木建設)で、取締り(経営企画)と誘拐(採用)をしている、ごくごく平凡な25歳です。詳しくはコチラを見てもらえたらと。
まったく有名ではないド田舎の建設会社の跡継ぎですが、なぜかTwitterはもうすぐで10000人の方にフォローしていただけるというところまで来ています。意外と知られていませんが、あのブラックな社長「西崎康平さん」の唯一無二の愛弟子なんです。
なぜいま、noteを書いていこうと決めたのか
それは、改めて会社のVISIONを考え直したときに焦ったからです。西村組のVISIONは「誰もが知っている、誰も見たことがない建設会社」。現状は「誰も知らない、誰も見たことがない建設会社」。このまま行くと大嘘つきです。詰められてしまいます(組の者じゃないです)。という冗談はさておき、ほかにも沢山狙いはあるのでnoteの後半で触れていきたいと思います。
今後は月2回以上のペースで積極的にnoteを更新していきますので、読んでみて「共感する」「がんばってるな」と一瞬でもハートが動いたらハートの形をしたスキボタンとフォローをお願いします。まず初回は自己紹介を。noteならではの濃い話を書いていきますので最後まで読んでいただけるとうれしいです。
組の四代目若頭、西村幸志郎【自己紹介】
こちら、マイナス13度のなか死にそうになりながら撮影した写真です。あらためまして、西村組の取締役採用責任者、西村幸志郎です。ひとの幸せを志す男に育ってほしいという呪い(名前)を両親につけられ、その通りに生きてみようと奔走中です。1996年2月6日生まれ北海道生まれ北海道育ちの25歳。好きなものは洋服とお酒で、学生時代はバイト代をすべて2つの好きなものに注ぎ込んでいました。洋服はヴィンテージとANATOMICAというブランド。お酒はビール・ワイン・日本酒・ウイス…全部好きです。笑
小さいころから将来の夢はころころ変わるタイプでした。保育所のときは憧れていた戦隊ヒーローのレッド。初恋のひとと同じ保育園の先生。小学生のときは父のよろこぶ顔が見たくてはじめたサッカー選手。マトリックスのアクションに魅了され俳優。中学生時代は思春期でヘアセットにハマり美容師。高校時代はなにもなく、大学時代は自分の人生を変えてくれたバイト先の社長のもとでラーメン屋。服ではなくスタイルを売るというスタンスに恋をした洋服屋さん。振り返ってみるとたくさんの夢がありましたが、家業を継ぐというのは一つも出てきませんでしたね。笑
そんな家業が、ひいおじいちゃんの代からやってきた建設業で、父で三代目、自分は四代目として修業中の身です。男三人兄弟の長男なので生まれた瞬間から継ぐことが決まっていたと思われがちですが、まったくそんなことはなく、むしろ期待されていないではと思うほど跡を継ぐ話を家族としたことはありません。なので大学卒業後も家業を継ぐ気は一切なく、大学3年まで父の職業は社長だと思っていたし、初めて実家が建設業を営んでいることを知りました。それくらい興味がなかったです。笑
ちなみに西村組に帰ってきてすぐ感じたことはこんなことです。あくまでも組長(社長)には内緒でお願いします。
なぜ、跡を継ごうと決めたのか(大学生の決断)
さかのぼること5年前。当時大学2年生だった自分はまわりより一足先に"就活"をはじめました。そして就活を始めてから3日後、まわりより一足先に"就活"をやめました。理由は大人がかっこ悪かったからです。就活セミナーに行けば「御社が第一志望と言いなさい」とか「経営理念に共感してと言いなさい」と言い、企業説明会に行けば給料や福利厚生や勤務地や残業時間だつまらない話しかしない。もうこのときすでに自分の中には、働くうえで大事にしたいことがハッキリありました。
つまんねえ就活を全力でディスり、頑張る就活生を応援するラップを歌ってます。ド田舎の建設会社なのにこんなことにチャレンジする会社です。笑
自分の中にあった、働くうえで大事にしたいこと。それは「なにをどこでやるか」ではなく「誰と働くか」でした。やりたいことは特にないけど、かっこいい大人と一緒に働いて自分もかっこよくなりたい。漠然とそう思っていました。この価値観に気が付いたのは大学4年で、就活せずに急にはじめた日本一周の旅の最中。時刻は24時を回った頃。183cmには狭いHONDAのN-WGNを運転中に、ふと自分の大事にしてることが3つふっと降りてきました。①かっこよくなりたい。②目立ちたい。③ひとの幸せを志す男として生きたい。この3つの価値観を大事にして生きようと、旅の最中に決意したのでした。いまは会社で言うMISSION・VISIONのようなものだと位置づけています。
でもまあ、この3つのMISSION・VISIONだけで考えるとスカウトしてくれていた、バイト先のラーメン屋さんか常連だった洋服屋さんのほうがよかったんです。だって似合うし。札幌に住めたし。シティーボーイでいられたし。モテてたと思うし(実際、秘〇のケンミンSH〇Wからイケメンラーメン屋スタッフ特集で取材の話が来ました。笑)。でも、ある言葉がいまの人生を選ばせてくれました。
元サッカーイタリア代表。ファンタジスタ「ロベルト・バッジョ」の言葉。この言葉を知ったキッカケは、サッカー少年団のコーチ自作の曲の歌詞。趣味でアーティスト活動もやっていて「No.10」という曲だった気がする。小学生ながらに「一番難しいことをあえてやるってかっけー!」と思った記憶があります。最後に勇気をくれたのは、バッジョの言葉でした。
跡を継ぐために帰ってきて感じていること(葛藤と希望)
いま西村組に帰ってきて、この判断は間違っていなかったなと感じています。最も難しく、最もツラく、最も厳しい。でも最もやりがいに溢れていました。もちろん85年と歴史がある会社なので、変化することに肯定的ではない人もいます。でも社員から直接ポジティブな意見が聞けると頑張ってよかった、まだまだ頑張らないととやる気が出ます。実際に「むかしとは違って会社が変わってきて好きだよ!」「西村組に入社して20数年。俺、今が一番ワクワクしているよ」という声をもらえたときは本当にうれしかったなあ。正直泣きました。
泣いてしまったインタビュー記事が載っている西村組の採用サイト。ぜひ見てみてください!
日本一周の経験もあり、田舎には閉塞感やある種のあきらめのような雰囲気があるなあと感じています。西村組がある湧別も例外ではありません。「どうせ俺たちなんか…」「頑張ったってムダだって」と自分たちで可能性にフタをしてしまっている。でもそんなのもったいないと思うんです。むしろ周りがあきらめてるから、田舎でハードルが高いから、自分はチャレンジする価値があると思ってます。あの、ロベルト・バッジョの言葉のように。
これからなにをnoteで発信していくのか(伝えたいこと)
①西村組について(仕事内容、雰囲気、中にいないとわからないこと)
シンプルに採用と広報のためです。採用面では、将来の説明会などを開催しなくてもある程度のことはオウンドメディア(Twitterやnote、将来はtiktokやYouTube)を見てもらえれば分かるという状態をつくりたいです。求職者側のもメリットがあって、気になる企業の情報を決められた場所や時間ではなく自分の好きな場所と時間に見ることができます。お互いにとってメリットしかありません。広報の面では、やっぱりド田舎の建設会社は世の中に知られてないのでもっと知ってほしいです。そして採用にはもちろん繋げていきたいですし、メディアに出たり取材されるような会社になればきっと社員も誇らしいだろうと考えています。自分だったらそんな会社で働きたい!笑
②採用・就活について
冒頭にも書いたのですが、自分は就活をダサい大人のせいでやめました。そして残念なことにいまもそういう大人がたくさんいます。就活生に薄っぺらい就活テクニックを吹き込んだり、中身のないES添削をして金儲けをしたり、残念すぎます。前提として、就活に正解なんてありません。マッチするかしないかだけなんです。それを分かってない採用担当者や就活アドバイザーが多すぎる。だから正しい就活ではなく「かっこいい就活」について発信し、応援していきたい。そんなことをTwitterでも発信していたら、想いを持った熱い仲間「採用の王さん @saiyoking」と「椎葉さん(小栗旬)@shiiba_yasu」に声をかけていただき、就活だけでなく頑張る学生の人生を応援する「#人生応援プロジェクト」を立ち上げました。22卒はたくさんの学生をサポートしましたが、23卒はこれから本格的に活動が増えていくのでお見逃しなく!
③西村幸志郎個人のチャレンジ・ワルダクミ
やりたいことだらけで毎日ウズウズしてます。でもまずは西村組が第一。バランスを見て会社以外のチャレンジをしていきたいです。例えば、飲食店、レジャー、宿泊業、洋服屋とブランドづくり、サウナチームとブランドづくり、若者育成、本当の意味での町おこし、北海道に強い絆を持ったチーム…などなど。当てはまった方でウズウズした方は是非TwitterからDMください!
④チャレンジするひと、一歩が踏み出せないひとの手を引っ張る言葉
自分自身たくさんの人に、いや、たくさんの人の言葉に勇気をもらい助けられてきました。だから今度は自分が誰かにとって、あのときのあの人のような存在になりたいと思っています。Twitterの140文字じゃ足りない。不格好かもしれない。いいねは少ないかもしれない。それでもいいから、画面の向こうにいる誰か一人の手を引っ張ってあげられる、そんな言葉を吐き出していきたい。
さて、ここまでいかがだったでしょうか。ひさしぶりに長文を書いたので緊張と疲労ですごい感情になっています。笑
いままでTwitterでもオープンにしていないことも書きましたし、なにより文字数が多い分濃い内容になっていると思います。これからは月2回のペースで発信していくので、noteのフォローといいなあと思ったら、ハート型のスキボタンをお願いします。あ、Twitterはもうすぐ10000フォロワーなので、フォローしていただけるとなまらうれしいです。では、以後お見知りおきを。
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