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拝啓 Official髭男dism様

ロッキンのサイトに掲載されたもの。それまでのものに比べて今回は遊び心を発揮した作品となりました。
まずは構成を手紙風にしたため、文体は常体から敬体へ。遊んでるし、これが普段あまり使わないから意外と表現が難しくて…慣れた時が書き終わるタイミングでした笑

ヒゲダンは書こうと温めてたんだけど、出す前に月9の主題歌に抜擢され、メトロックで入場規制がかかりと、完璧波に乗ったな…。作中になるようにラジオで出会って、サカスプでTHE BOY MEETS GIRLSの前にライブをやってたこともあったけど、そのライブでどっぷりはまったバンドでもあります。そのライブでDJの人が横で見てたこと、後のライブを途中で抜けて飲みに行ったこととか今でも鮮明に覚えてる…それだけ印象的ということだったのかもしれません。
僕は鍵盤が入るバンドがどことなく好きで、それによってもたらされるポップな感じ、温かみを感じることができて、ヒゲダンはお手本といってもくらいにそれを感じる。時期に合わせたフリも入れておいたけど、“コーヒーとシロップ“なんて億劫になる時期に聴き込んで「みんなそうだから」って沈み地味の月曜の帰り道、最寄りのコンビニでジャンプを読みながら、なんとかそれ以上に落ちないようにしてる。

それと同時に露出も増えて文字通り売れた。身近に感じてたアーティスト、バンドが離れていってしまうように錯覚する現象にそろそろ名称を付けた方がいいと思う。ただこれを書いてから久しぶりにライブを見たけど、相変わらずほっこりする空間だった。筋を通してる、核がしっかりしてる人ってかっこいい。

初めて少し遊んだこの作品で少しできることの幅が広がった気がして、発想が広がると必然的にそれをなんとか表現するようになっていくことが分かったし、個人的には満足できるものが書けてる。語彙、文章に関しても現状維持を安定してると捉えたくなくて、書く度に向上させたい。若干怠け気味なのも正して、できることをしっかりやってレベルを上げていきます。

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