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私もオールドデジカメのブームに乗っかりたい!

ええっと、いきなりですがレンズを購入しました。

撮影:Nikon Z6Ⅱ + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

MFレンズの24ミリと50ミリ。


え、単焦点? Fマウント?
アダプター噛ませてZで使うのか?


いいえ。
実は私、Z6Ⅱとは別に、Nikon D70っていう古いデジタル一眼レフを持っております。
約20年前に発売されたカメラ。私とタメ。
実家の押し入れから出てきたものを譲り受けた。

Z6Ⅱがメイン機とはいえ、最近はこっちで撮ることが増えてきた。

どうしてだろうか、
フルサイズ + 大三元レンズがあれば何でも撮れるのに。。

そう、だからこそなんです。
なんでも撮れる。撮れすぎてしまうから。
最新の機材と最高の画質を手に入れたからこそ、なんだか寂しさを感じるようになった。

便利さは良い写真を撮るために超重要。
だけど撮影体験をもっと大切にしたい。そう思う気持ちがふつふつと。


機械に任せれば大体うまくいくこの時代。
あえてマニュアル車を選ぶのと似た理屈かな。
自分で操作する感覚と喜びをもっと追い求めたい。ロマンだこれは。


・・・あとはさ、最近オールドコンデジみたいなのが流行ってるじゃんか。画質悪いのが逆に新鮮で楽しいーエモいーみたいな。
その波に乗せられた部分があって。

(機械の話でそこそこマニアックだけど)、そこそこ昔のオールドコンデジに付いてるセンサーはCCDセンサーって言うやつなの。今のスマホとかカメラに使われてるものよりも発色がビビッドで。フィルムみたいな写りって言ってもいいのかな?
この点もオールドコンデジの写真が「エモい」とされる所以かと。

私のNikon D70は600万画素のCCDセンサー搭載。この点で流行りのオールドコンデジと共通してる。あれをでっかくした感じ。「このカメラで撮ったらウケるんじゃね?」とか考えたりして。

もちろん流行りだけが理由でやってるわけじゃなくて、純粋にこのカメラが出す色味が好きだ。

見て、この赤の発色。痺れる。
CCDセンサーで撮る写真からしか得られない栄養がある。絶対に。

譲り受けた時はAFのズームレンズが付いてたけど、久しぶりに単焦点を味わいたいなーと思った。
そんなわけで購入。

よくわからずに購入した結果、露出計が使えないことが判明。絞りバネがどうのこうのみたいな感じで、F値の情報がボディに伝達されないそう。

だから、まずは露出の感覚を身につけなくちゃ。
参考にした記事がこちら↓

考えることが爆増。パンクしそう。予想以上に撮るのが難しそうだけど楽しんでみせる。

50ミリ単焦点で撮り回ってみた。
APS-Cだからフルサイズ換算で75ミリ。

この日はフォトウォーク会。
みんなが普通のカメラとかスマホで撮る中で、MFで合わせて露出試行錯誤して...
大変だった。だいたい置いてかれる。

ピントはしっかり合わせきれない。でも楽しい。これはこれでいいんじゃないかと思ったり。決して妥協ではなくて。

好きなのがこれ。おともだち。
絞り開放で撮ると明らかに解像感が落ちる感じ、Zレンズの解放パリパリ解像で育ってきた私からすると新鮮。
こういうレンズ特有の癖みたいなのを楽しみたい。



・・・本当は24ミリ単焦点の撮影体験記も含めて1枚の記事にするつもりだったんだけど、予想以上に語ってしまった。

というわけで次回に回す。

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