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不思議な時間の流れと大人のお絵描き教室@岐阜

4/16の岐阜の大人のお絵描き教室に参加してきました。
面白い流れの1日でした。

まず、楽しみにしていたのにも関わらず、朝起床した時体調がイマイチでフラフラしていることに気づきました。
もしかして、、C?と思い、熱を測ってみたものの、平熱。
とりあえず駅まで行って、無理そうだったら列車もお教室もキャンセルしようと思いました。

新横浜駅に着いた時、いつもだったらお土産やお弁当や飲み物を物色するのに、全く興味がわかず、待合室の椅子に腰掛けてキャンセルするかどうか更に悩みました。
新横浜から名古屋まで1時間半ノンストップなので、具合が悪くなっても降りれないからです。

でも、水を買ってどうにか予約した「のぞみ」に乗りました。
席に座り電車が動きだしてから、目を閉じてじっとしているうちに、ちょっとずつ気分が良くなってきました。
新幹線って意外に揺れるから、体調悪い時に乗るのはキツイなーと思います。
そして、体調悪いと、食欲も物欲もなくなり、健康でいることのありがたみをしみじみと感じるものですね。やはり、優先順位一位は健康だわーと思います。

さて、名古屋に着いたらなんとなく調子も良くなってきて、赤福や天むすを買う余裕も出てきました。
そこから、在来線で大垣の駅に着くころには体調は元どおりに!

大垣駅まで迎えに来てくださった🚗に乗り、養老天命反転地に行き、不思議な空間を体験し、
そのあと美味しい五平餅をいただいてから、会場の和〜くショップ甘美(can be)さんへ。


養老天命反転地


このような環境の中でお絵描きしました!


和〜くショップ甘美(can be)さんで手作りの練り切りとお抹茶をいただきました。

会場に着いてから、いつものようにお絵描きを始めるわけですが、私は今回はユニコーンにしました。
ユニコーンを描こうと閃いたのは、一か月程前です。
ある日、次のお絵描きでは、パリのクリュニー美術館で見た「一角獣と貴婦人」のユニコーンをモチーフにしようと思いついたのです。

不思議なことに、最近読み始めた村上春樹さんの最新の小説にも、偶然にユニコーンらしき獣が出てきて、これは!呼ばれているのかも!と感じていました。

しかし、、今回は作風変えてコラージュにしようと意気込んだものの、どうしても思いどおりにいかず、途中で嫌になってきました。
最初、貼り付ける紙に色を塗っていたのですが、「貴婦人と一角獣」のタペストリーの色合いに引きづられて、強い色彩のものばかり!
それを木のキャンパスに貼り付けると、なんか、違うテクスチャーに😅

その上、ユニコーンをどうするか、は後回しになっていて、時間はなくなってくるし、あー。もう今回は失敗だー!と思いました。
そこで、井出先生に助けを求めます。

コラージュは、形を分解して単純化し、それをつなぎ合わせていくもの、、
そして、こんなスケッチを描いてくださいました。

なるほど、、私は絵を描く時と同じ感覚でやろうとしてたけど、コラージュの基本のキを忘れていたわーと気づき
そこからマッハの速さで画用紙に色を塗り、切り抜き、貼り付けていきました。

時間が足りなくて、雑になったけど、どうにかユニコーンらしきものが現れてきました。

元々貼っていた、背景の色彩鮮やかな部分の画用紙はベリベリと剥がし、上から淡い色調の絵の具を塗り、、
どうにか出来上がったのがこちら。

あら?なんだかいつもと作風が変わらない気が、、
己の色がどうしても出てしまうのが、表現活動だとしたら、自分じゃないものになろうとするのは諦めましょう、と言われている気がしました。

大人のお絵描き教室に興味ある方はこちらを是非ご覧ください。

さて、お絵描き教室の後は、楽しいお食事会
今回は、主催者の方がアテンドしてくださった、美味しい海鮮料理の店へ。
焼いた牡蠣やアヒージョに舌鼓を打つうち、時間が帰りの新幹線ギリギリに気づき、慌ててタクシーで大垣駅へ。
在来線で名古屋駅に着くと、予約していた新幹線に乗るには間に合わない時間でした、が、、
ホームを駆け上がってみると、ダイヤが乱れていて、悠々予定の新幹線に乗ることができたのです。
なんと、米原駅での具合の悪くなったお客様対応で、新幹線に遅れが発生していたらしいのです。

私は朝、具合が悪かったことを思い出さずにはいられませんでした。
なんか、どこかで出来事が繋がって時間が流れているような気がしました。
時間は、一直線ではないし、どこかで繋がったり、縮んだり伸びたりするんですね、、と不思議な感覚を味わった1日でした。


牡蠣も蛤も美味
カキフライもサクサク!

ありがとうございます!これからもお役に立てる記事を投稿していきます。