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服が馴染むこと

最近の私は、買ってから何年か経った洋服が好きです。

数年前までは、買った直後が一番キラキラしていて、その後は減価償却するように洋服の価値が下がると感じていたのに、、、

私は新しい服を買ったら、まず手持ちのものと合わせて全身が映る鏡でバランスを確認します。
できれば靴も履いて。
靴で随分印象が変わってしまいますよね。

だけど、その服が本当に自分に馴染むには、もっと時間がかかるみたいです。
最初よそよそしかったぬいぐるみが馴染んでいくように、馴染んでいくのです。

年齢を重ねて自分の体が変化してきたことを受け入れていくように
経年変化を楽しめるようになったのかもしれません。
経年劣化ではなく。

流行を追うのも楽しいけれど、自分のスタイルを見つけていく方がもっと楽しい。
そして洗濯したり手入れして、服がどんどん自分のモノになっていくのが愛おしい。

時間をかけて付き合ってきた服達を、その時の気分、オケージョン、空気感にピッタリ合うようにコーディネートできたら、その日はいつも以上にルンルンな1日になったりします。
服は第二の皮膚とも言いますしね。

そして不思議なことに、あれこれ計算せず直感でその日に着る服を選んだ方が、しっくりきたりします。
周りにステキに見られたい、より、私自身が心地よくいたいという気持ちの比重が大きくなってきた昨今。
何歳になっても、「今の自分が一番好き」と思えたら、幸せだなーと思います。

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