見出し画像

「月の炎」を読んだ

「月の炎」 板倉俊之 新潮社 を読んだ。

初めて見る皆既日食に小学五年の弦太たちは沸き立った。しかし、その日から、クラスメイトの家や学校の兎小屋などで放火事件が相次ぐ。消防士として殉職した父に似て強い正義感をもつ弦太は、友達と共に犯人捜しに動き出す。だが、危険を冒しながら辿り着いたのは、せつないほど歪な光と影だった。父が遺した言葉を守る少年が、大人になるための嘘と痛みを知っていく鮮烈な青春ミステリー。
(Google Books)

図書館で見つけた本。
「インパルス」の板倉さんの本だ、と手に取る。
まったく事前知識なかったけど、板倉さんがどんな小説を書くのか…と興味津々で、読書スタート。

時々、脳内で板倉さんの声で再生される文章。
どこがどうとは言えないけれど、なんとなく「ぽい」よね。

犯人はミスリードされたなぁ、まんまと。
犯人がわかってからの部分は、ちょっと「そこまでするかなぁ」という感じがなくもなかったんだけど、逆に突っ走るのかも、と思ったり。
理屈っぽさが、なんか板倉さんが登場人物より前に出てきた感じがしたからかな。違和感は。

他にも小説があるようなので、機会があれば読んでみようかな。

この記事が参加している募集

読書感想文

恐縮です