「デフ・ヴォイス」を読んだ
「デフ・ヴォイス」 丸山正樹 文藝春秋 を読んだ。
今度は私があなたたちの“言葉”をおぼえる 荒井尚人は生活のため手話通訳士に。あるろう者の法廷通訳を引き受け、過去の事件に対峙することに。感動の社会派ミステリー。
(Google Books)
コーダ。「ろう者を親に持つ聴こえる子」のことを指す言葉。
主人公の荒井はコーダである。
小さい頃から、家族と世間の通訳をしてきた荒井のどちらにも属していない感は、小説の通底となっている。
手話にも種類があることなど、いろいろ勉強になる上、ミステリーとしても面白かった。
続編も読もう。
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