「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」を読んだ
「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」 フィリップ・K・ディック 早川書房 を読んだ。
第三次大戦後、放射能灰に汚された地球では生きた動物を持っているかどうかが地位の象徴になっていた。人工の電気羊しかもっていないリックは、本物の動物を手に入れるため、火星から逃亡してきた〈奴隷〉アンドロイド8人の首にかけられた莫大な懸賞金を狙って、決死の狩りをはじめた! 現代SFの旗手ディックが、斬新な着想と華麗な筆致をもちいて描きあげためくるめく白昼夢の世界!
(Amazonより)
名前だけはよく聞くけど、読んだことがなかったので、手に取る。
映画「ブレードランナー」の原作でもあるらしい。まぁ、映画も見てないんだけどね。
途中、主人公と一緒に、人間なのかアンドロイドなのか、混乱するし、なんだか主人公とともに疲れ果てた気分にもなる、なかなか面白い読書タイムだった。
そんな、この世界にどっぷり共感できる私は、間違いなく人間だ。
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