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「はじまりはヒップホップ」を見た

たまたま、深夜にやっていた映画「はじまりはヒップホップ」(2014)を見た。テレビ欄をチェックしていたら、なんとなく気になり、どんな映画か調べてみたら…

『はじまりはヒップホップ』は、ニュージーランド・ワイヘキ島で暮らすシニアのヒップホップダンスチームのユーモア溢れる感動的で人生に肯定的な物語と、アメリカ・ラスベガスで行われる世界最大のヒップホップ選手権に出場するという彼らの人生を変える旅を描いた、シンプルなドキュメンタリーだ。

老人とヒップホップ、ドキュメンタリー…と、なかなかに興味深い。普段はドキュメンタリー映画なんて見ないしな。ということで、録画決定。

いやぁ、良かった。ちょっと感動しちゃう。
全然お涙頂戴、な映画じゃないんだけど。

何人かのダンサーの若い頃の話や、ラスベガスの世界大会に出るための日々を、淡々と映像にしているだけなんだけど。なんだろうなぁ。えっ、これ実話?演技じゃなく?って感じ。なんせ、出演者たちの話は、長い人生なだけあって、なんともドラマチック。お茶目だし。

そりゃね、若いヒップホップダンサーも、エネルギーもらえるよね。あの年になっても、踊れる、全然イケてる、ってね。

それぞれの人生の一部の話や、年を取ってからもヒップホップにチャレンジするパワーを見てると、人生を面白くもつまらなくするのも自分自身なんだな…って、いまさらだけど考えさせられる。

くさって生きるのも自分の心が決めたこと。それで現実とうまく折り合いつけて生きるのも良いと思う。
将来を心配して、守りに入って生きるのも良いと思う。

でも、どうせなら夢とまではいかなくても、生きる楽しみくらいは、持って生きたいな。
そのためには、「無理」って思っても否定しないこと、1人じゃ辛かったら時には誰かに頼ること、そして、自分に余力があるなら分けてあげること、が大事なんだと思う。

まぁ、映画とは関係なく(はないけど)、いろいろ、とりとめもない感情に揺さぶられるので、機会があったら、ぜひ、見ていただきたい。

恐縮です