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めぞんぬしさんのコメントを受け、楽器るろうにがフルート習得予定を立ててみる

めぞんぬしさんから、コメントをいただき、その返信ですが、コメント欄は500文字しか書けないので記事にします。

とにかくたくさんの楽器を

本格的に楽器に取り組まれてる方から見ると、いい加減なやつです。でも、プロ奏者にはなれませんでしたが、楽しみとしては十分。

新しい楽器をやった理由は毎回様々なのですが、結果的にとにかく色々な楽器を演奏してきました。

こちらにその遍歴を。

まったくジャンルや傾向の楽器を同時にやってたこともありますが、基本的には毎回一つの楽器に集中はしてました。いっしょうけんめい。

その過程で、〇〇の楽器の練習法、ではなく、「どの楽器にも通用する基本部分」が自分なりに作れました。

フルートで考えます

フルートはステージでの演奏経験はありません。

音を出したことがあるくらい。

演奏技術がピーク時なら、2週間でどのくらい、などが読めたので、その感覚を思い出してみます。

ゲーム屋だったのでいわゆるUXを整理し、音響屋のはしくれだったので原理を理解して、演奏やってきた人なので実体験に基づき。

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大きな原理は同じ、と考える

吹奏楽器の大きな原理は、

発音体→楽器全体の音響機構

という形に集約されます。このあたりの書き方は音響屋さんみたいですね。

フルートの場合、

唇→マウスプレート

が発音体を構成。音の振動はマウスプレートから入った空気の流れがマウスピース内で定常的な振動を起こすところがスタートです。

金管やリード楽器よりも、はっきり音程のある状態から始まるのが特徴。

1.発音体の部分を短期で突き詰める

音程を作る本体部分は、幸いフルートはかなりシンプル。

リコーダーとほぼ同じで、1オクターブでひと回り。

なので、予定通り、発音の習得に力を入れるのが良さそうです。

まずは頭部管だけで

楽器は本体も含めた音響システムです。

マウスピースだけ、などのバラした練習は相当ピンポイントの確認などでない限り、初心者がやるべきではないと考えてます。

楽器の練習は楽器でやるのが一番効率的、説をとなえてます。

でもフルートの場合、人間と楽器の接触がないタイプ。下唇がマウスプレートに接触してますが、それはポジションキープのため。息は、離れたところから吹き込むタイプ。

つまり、ガイドになるハードがなく、角度や距離はかなり自由度が高い。

なので、徹底的に角度と距離探しをやるのが早道。

それには、本体を接続せずに頭部管だけでも初期は試行錯誤できます。なので…

数日は楽な音探し

楽器の習得でやる気を削ぐのは、疲れること。

本来楽器は、鳴るように発達してきました。上手になればなるほど、大きな音を出しても大きな力は入れてません。

まずはそれを身につけるのがこれまで色々な楽器をやってきた経験で得たノウハウの一つです。

数日間、頭部管だけで、力を入れなくても鳴るポイントを探しまくります。

次に本体接続しますが…

数日後、楽な吹き方がわかったら、いよいよ音響システムとして完成された形にしますが、指はまだ置きません。

指を気にするとまた楽ポイントがズレるからです。

あまり楽器の保持の姿勢など気にせず、一応雰囲気は演奏する形には近づけて、開放状態でまた楽なポイントを探します。

これも数日。曲を吹きたくても我慢しながら。

やっと運指…にはいかず置くだけ

上から下まで全部をここから始めません。なぜなら、またまたズレるから。

指はキーに置きますが、置いただけでまだ発音練習のみ。でも、楽器のキープ、という姿勢はここで発生します。この規制された形の中でのポジション探し。

運指…でも曲はまだ

楽器をちゃんと構えて持ったら、運指は簡単、だから心得のある人なら簡単な曲は吹けるかもしれません。

でも、そこはがまんする。

ストラップを使わずキーを抑えるタイプの楽器(木管に多い)のキープは実は相当難しいのです。運指によって楽器のキープの状態がどんどん変わるから。

右手のみ

なので、まずは左手は全部塞いだ状態、つまり音階で言えばレミファソ、の4つのみ、を行ったり来たりします。ドは少し難しいのであと。

これも最低2日はがまん。

次に左手をプラス

それで安定したら、やっと左手の音も音階練習に加えます。

まずは右手と連動しない、ソラシドのみ。

これも2日はやる。

続いて両手

それで安定したら、やっと右手左手が両方動くレミファソラシ、で行ったり来たり。

これも2日。

やっと、下のド、上のド、も加えてこれも2日。

もう吹けるんじゃないか?

ここまでできれば、あとはゆっくりなら曲は吹けるはずです。

他の楽器の経験があれば、ほぼこれであとは曲数をこなすだけ。

まとめます

頭部管だけで音を出す…2日
本体接続、開放で音を出す…2日
キーに指を置き音を出す…2日
左手のみ動かす…2日
右手のみ動かす…2日
両手で音階…2日
必要な曲で練習…2日

2週間で一曲吹けるはず。

半音階やスケール練習をしない理由

そういう曲がほとんどないから、です。

プロになるなら、どんな曲も対応できないといけません。しかも短時間で。これはアマチュアには求められません。

ならばどうするか?

曲で習得

様々なパターンは、必要な曲で身につければ良いのです。

曲の練習にもやり方があります。

とにかくゆっくり

です。確実に吹ける速度まで落とします。

吹けるのです。吹ける速度まで落としているので。

あとはそれを少しずつ速くしていくだけ。

あとは楽しみましょう

それが一番!

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