「都市型登山」というカテゴリーを提案する(もうある?)
タイトル画像:ビル群を下から見上げた写真
先ほど山用品屋さんで仕事に使うカバン探し。
そこでスタッフさんが「登山ほど重くないから割と簡易な仕様でもいいのでは?」といったコメント。
そこで、持ってたバックパック型のカバンを渡しました。ビジネス用は登山ほど軽量化されてないものも多くて、さらに電気モノは電源持ち歩きも必須、案外重いのです。
スタッフは、「あー!なるほど」とここにきた理由を察してくれました。
実は、結構都市環境って、アップダウンも移動距離もあって、足元も結構色々。そこに重量のある荷物を持って歩き回るという、ある意味「都市型登山」の側面もあるかな、と思いついた次第。
人間以外から見て都市はどんなところ?
高層ビル群で猛禽類が住み着いて繁殖してる、という話があります。
下のリンク:ビルで子育てをするハヤブサのニュース(朝日新聞)
野生動物から見て、ビル群は崖が乱立してる場所、という風に映るのでしょうか。
人間だってそうかもね、ということです。
アウトドアショップでカバン探し中
ビジネスバッグで、3WAYのタイプを探してもう何年も。
つまり、これ!というのに何年も出会ってないのです。
今日はかなりいい線行ってる商品が気になり店頭に。でも、やっぱり理想的ではない。
ちょっと条件を出してみます。
○横持ち、バックパック、両方いける
○ショルダーベルトは格納可能
○ショルダーベルトはチェストベルト付き
○ショルダーベルトはアウトドア仕様
○キャスターのハンドルに刺せるベルト
○ジッパーは全開放できること
○ジッパーは防水
○加水分解しにくい素材
○ちゃんとしたアウトドア仕様
これがいい線行ってるというさっき見てきた製品では
○横持ち、バックパック、両方いける
×ショルダーベルトは格納可能
×ショルダーベルトはチェストベルト付き
○ショルダーベルトはアウトドア仕様
○キャスターのハンドルに刺せるベルト
○ジッパーは全開放できること
○ジッパーは防水
×加水分解しにくい素材
○ちゃんとしたアウトドア仕様
惜しい!結構球数が無いところが、6番目の「ジッパーは全開放」です。上からごそごそ探るのが面倒で。
ノートPC、ケーブル類、手帳、紙資料、が一発で準備できるのは、この全開放型なのです。しかし、このタイプがとにかく少ない。
少ない理由
一つは今日のスタッフさんの認識。つまり、街中で使うのに、登山ほどハードじゃ無いよね?という感覚。
確かに遭難の危険はそんなにありませんが、行動をよくよく要素で見れば、登山的な側面もあるのに、そこを入り口で気付いてないのでは?ということ。
なぜアウトドア仕様が必要なのか
全開放型で、背負えるビジネスバッグなんていくらでもあるじゃないか、と思われた方。
それがアウトドアメーカー限定で探すとあまり無いのです。山じゃなくて街で使うんでしょ?という感覚かも。
でも、経験からアウトドアメーカーで手に入れたい。
というのは、仕事に必要な物をまとめると結構な重さ、さらに仕事でそれを結構な歩数を費やして持ち歩くから、足腰に結構な負担があるから。
自分はノートPC一式を持ち歩くようになって、肩凝りと腰痛に悩まされました。
それがカバンを替えたら一発で治った、という経験があります。
その時の記事がこちら。
要素分解、という発想法的ツール
物事を考える時、すでに認識されている領域でも、行動内容を「要素で捉える」ことをすると、今回のようなケースが見つかる場合があります。
八百屋さんでのやりとりと、Eコマースのプラットフォームのやり取りを照らし合わせたり、登山の計画とライブ参戦の計画を手順だけを取り出して比較したり。
自分はサッカー好きですが、かなりもう一つの趣味のスキー用の装備が冬のアウェイ遠征に役立ってます。
ところで。大学で発想法を教えています。
そのなかでこの考え方は有効。
カテゴリー名で固定観念が作られやすい領域に提案を作る際、この方法が有益である、と教えてます。
そんな学問的な話は置いといて
と見出しに書きつつ、簡単にまとめると、
・転用できないか
・似てる要素の領域はないか
・その領域との差は
ということを検討すれば、新たなマーケット掘り起こしにつながったりします。
でも。
これ!というカバン、どっかの品質に信頼がおけるメーカーさん、作ってよ!(スペア用も含めて2個買う!)
これが今回言いたいこと。
#ビジネスバッグ
#アウトドア
#登山
#3WAY
#発想法
#要素分解
#行動分析
#大学
#モンベル
#MAMMUT
まだまだ色々と書きたい記事もあります。金銭的なサポートをいただけたら、全額自分の活動に使います!そしたら、もっと面白い記事を書く時間が増えます!全額自分のため!