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一昨日お迎えしたウーパールーパーは今年の春に生まれた事もあり、身体は既に10cm以上ある子だった。

ウーパールーパーは最大で25cmほどに成長する。現在は仮住まいとしてプラケースで飼育しているが、水換えの頻度もなるべく減らしたいため、早々に45cm水槽に移そうと考えた。

ウーパールーパーは両生類でメダカ以上に水を汚す。彼らは糞だけにとどまらず、おしっこもするのだ。そのため、濾過器としてフィルターが必要だ。
勿論、屋外のメダカのようにフィルター、エアレーションなしで生物濾過のみで飼育することも可能ではある。しかし、ウーパールーパー自体が夏の暑さに弱いことや、メダカ以上に水を汚す生き物であるため、生物濾過のみにするのであれば、かなり大きな水槽を屋内で用意する必要がある。

私が現在、実家ぐらしで両親と同居している為、そこまでの事は出来ない。挑戦したい気持ちは山々だが、ここは愛しのウーパールーパー為に、大きな水槽やフィルターを用意しようと決意した。

現在のウーパーさんは完全なベアタンク状態での飼育であるため、比較的よく動いている。恐らく、隠れるところも無くて落ち着かないのであろう。そう感じて、ホームセンターには水槽と土管を見に行った。

屋外のメダカは外の気温がかなり下がっているせいか、餌の食いつき具合が少し落ち着いている。柿の木の葉っぱのアク抜きは最低でも3週間必要なため、まだしばらくはホテイアオイの根っこのみで寒さを凌いでもらうことになる。ホテイアオイの根っこはかなりのボリュームがあることが幸いだ。

ホームセンターでは、水槽、フィルター、水槽に入れるための砂、土管、餌としての冷凍アカムシ、温度計を探した。
フィルターは上部フィルターが良かったのだが、フィルターと水槽がセットになっているものでフィルターが上部フィルターのものは中々ない。水槽とフィルターを別々で購入する選択もあったが、かなり高い。
色々ぐるぐるしながら悩んだ結果、60cmの水槽で上部フィルターとセットになっていたものの45cmバージョンをネットで探した。少し探した結果、見つかり値段もこちらの方が安かった為、ネットで注文することにした。

水槽とフィルターのセットは後日、自宅に届くため、それ以外の砂と土管、冷凍赤虫を購入する。
赤虫はユスリカの幼虫でメダカも勿論食べる為、ウーパーが食べきれない分をメダカに与える事も可能だ。冷凍されているが、こちらも立派な活餌の為、栄養価も豊富で食いつきも良い。今までザリガニの餌を食べていたウーパーにとってはかなりの贅沢品であろう。

冷凍されている赤虫は勿論、冷凍庫で保管することになる。パッケージそのままの状態を冷凍庫に入れるのは流石に嫌がられるだろうと感じジップロックに入れた。しかし、母親は赤虫と聞いただけでもう眉毛を潜めてしまい、ジップロックの効力はあまりなかった。母親のその顔が私には何だか面白く感じてしまい、つい笑ってしまう。すると、ますます母親の顔は険しくなった。
元々、私も虫が苦手であったが、メダカを通じてかなり克服されていたのだろう。母親の嫌悪具合が昔の私のようで、とにかく面白く感じた。

久しぶりに色々用意したり、セッティングについて考えると、かなり楽しい。来年の春には引っ越しを考えているが、彼らのお引越しはどんな様子になるのだろうか？
ウーパーさんを熊谷から迎えたりと、本当にアクロバットな行為を私は行いがちである。