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第89話あとがき 葛根党員、インフルBに罹る

インフルBになりました。
私がインフルエンザになったのは何年ぶりだろう?まだ20代の頃だと思うので、10年ぶりくらいですかね。朝起きたら、体が思うように動かず、頭は痛い。熱は39度でした。

私は、葛根湯に全幅の信頼を寄せる生粋の葛根党員なのですが、ここ数日、私としたことが葛根湯を切らしたままに過ごしており、インフルBはその隙をついてきたのでした。
いや、しかし、今回のインフルBはちょっと手際が鮮やかすぎたな。
朝起きたら39度あるんだもの。葛根湯を飲む間も与えずに発熱するんだもの。
もし葛根湯があったとしても、今回のインフルBには完敗だったかもしれませんね。
ともあれ私は数日布団の中で過ごすことになりました。
原稿はちょうど下書きが終わって今からペン入れをするところ。
公開日は次の水曜日。上げなければいけないネームが2本。テキスト記事1本。
他にも友達とやってるラジオ収録が3つ、書店員のパートは週4で入っています。

これらを全部ストップして、私は布団の中でスイカゲームをして過ごしました。
葛根党員あるあるだと思いますが、普段全然風邪をひかない。
風邪かな?と思ったら葛根湯を飲むので、熱で寝込むほどにならない。
なので、ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ、人が病床に伏している時間が羨ましく感じられたりすることもありました。
特に最近の私は、いろんなことを始めてしまって、自分自身に「ちょっと落ち着いたら?」と言う言葉を投げかけたくなっていたところ。
ふーっとぼんやりしてもいいんじゃないの?と。
でもそれも叶う算段だったのです。
今回の第89話は、ネームがすぐに固まって、下書きもさくさく進み、いつもよりも3日、4日早く脱稿できそうだったのです。
だからこそ、インフルBに付け入る隙を与えてしまったのかもしれません。

いざ、病床に伏してみると、なんというか、まず本は読めない。
本ってコンディションいい時じゃないと読めないんですね。
書店の同僚がおすすめしてくれた漫画も借りていたのですが、それも読めない。
頭がズキズキ痛むので、寝付けもしない。
節々が痛むので、時々体勢を変えたいのに怠くて上手く体も動かせない。
そんな中で、気を紛らわせるためにスイカゲームをするほか、何があったでしょうか。
結論、病床楽しくない。

幸い薬を飲んで徐々に回復していった私は、無事原稿も期限内に終わらせることができ、まだ少し咳は残っているものの、日常生活に差し障りはない感じのところまで戻ってきました。
健康に感謝。バランスのいい食事と適度な運動を。そして十分な睡眠を。

さて、あとがきに行ってみましょうか。

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