[116] 53歳女性の20年の経過~肥満と歯の喪失について~

肥満は糖尿病だけでなく、 高血圧や脂質異常症などの生活習慣病、心血管疾患、腎臓病、がんなど様々な病気の重要なリスク因子であることが知られています。

この度、滋賀医科大学とサンスターが共同で、レセプトと健診データ をもとに、年代ごとのBMIと歯の本数を分析、肥満者 (BMI 25以上)と非肥満者(BMI 25未満)の歯の喪失部位の比較を行いました。その結果、40代以上の年代において、BMIが高い方ほど歯の本数が少ないことが判明。肥満度が高いほど、一般的に歯の喪失が起こり始める50代よりも若い段階 で、歯を喪失しやすい傾向がみられました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?