コロンビア共和国と日本の新しい歴史の幕開け
この度プレスリリースでも発表致しました通り、Encounter Japanは「南米の玄関口」であり、スペイン語圏で二番目の人口を誇るコロンビア共和国へグループ会社Encounter Japan Colombia S.A.S を設立し、首都ボゴタ市内で和食店「七 ~ NANA~」を2024年6月18日(火) に開業しました。
私自身も1週間、コロンビアに滞在してきました。オープニングパーティには高杉大使にもお越し頂き、地球の裏側の日本からも長年お世話になってる先輩や元インターン生で起業した堀勝通くんが、ブラジルからもBVCの中山さんにお越し頂く等、遠方からも多くの方々がお祝いに駆けつけて頂きましたこと、改めて感謝申し上げます。
新規開店した「NANA」は、お陰様で想像以上に良い滑り出しです。もちろん現状のオペレーションや店作りにおいて課題が山盛りなので、毎日少しづつ改善しながら、より良い店を作り上げていきたいと思っています。
Encounter Japanとしてコロンビア市場でも出来ることが沢山あると、改めて今回の滞在を通じて強く感じました。土台を固めつつ、仲間たちと共に次の展開にもゆっくりではございますが、着手していきます。
コロンビア進出に直接関わったメンバーは文字通り産みの苦しみを乗り越え、よく実現してくれました。またメキシコで働く社員たちも、会社の大きな決断を尊重して、日々の業務によく励んでくれました。日本・メキシコに次ぐ三カ国目のコロンビア。地球の裏側で、始まりの鐘が鳴りました。重くのしかかる責任と、なぜか消えない使命感、そして希望を背負って仲間たちと新しい歴史を創っていきます。
まさしく「悲願」だったEncounterのコロンビア進出
「ラテンアメリカと日本」を舞台に事業を展開しよう という志を掲げる私たちにとって、コロンビア進出はまさしく僕たちEncounter Japanの「悲願」でした。
現在地から見ると現実味を帯びない「夢」だったとしても、螺旋階段を登るように、地道に成長を重ねて歩みを止めず、強い想いを抱き続ければ「夢」だったそれはいつの日か「目標」となり、当事者たちの血の滲む努力を通じて「現実」となる。ここから始まる「現実」の中では辛いこと、不条理なこと、厳しいことも沢山あると思いますが、創業以来ずっと私や仲間たちが想い続けてきた「夢」の一つを叶えれたことを大変嬉しく思います。
我々がコロンビアで取り組んでいくことは、今回Openした和食店「NANA」の経営に留まらず、多店舗展開はもちろんのこと、コロンビア産品の日本・メキシコ向け輸出や日本産品のコロンビア向け輸出を構想しております。ラテンアメリカと日本を舞台とした我々Encounter Japanの更なる挑戦を、ぜひ多くの方々にこれからも応援して頂ければ幸いです。
コロンビア支社の代表を務める小川晃司について
Encounter Japan Colombia S.A.Sの代表取締役を務めるのは、黎明期より7年以上に渡って同じ釜の飯を食い、懸命に我武者羅に不器用に仕事に励んできた小川晃司です。
2024年4月よりメキシコからコロンビアへ移住し、NANAの開店に向けて全力で頑張ってくれました。コロンビアで開業しました店名の「NANA」は、小川晃司が"7年"に渡ってコロンビアでの開業を夢見続けた想いから名づけました。
小川くんは一度、2019年にEncounter Japanを退職してコロンビアへ移住した経験があります。コロナ禍もあって、2020年に出戻りで当社へ戻ってきました。
2019年、退職する際にグアナファト州レオン市内のカフェで語った「いつかコロンビアでEncounter Japanをつくろう」という男同士の約束を、こうして共に果たせることが出来たのは、経営者人生の中でも「指折りの感動」です。
小川くんがインターン生として入社した2016年。周りのインターン生と比べて明らかに人間力がなく、能力的にも色々な観点から劣っていました。僕は「社員ではなくインターン生であれば良いか」と割り切って、自分から彼と接することも少なく、殆どコミュニケーションを直接とった記憶がありません。
そこから2018年にGOEN LEONの開店を機にグアナファト市からレオン市へ住まいを移し、このあたりからコミュニケーションが少しづつ増えてきました。学生時代、4年間にわたって魚屋で勤務していた経験を活かし、今ではGOENの名物となった刺身や寿司等のメニュー開発、提供を率先して行なってくれる等して、社内で頭角を現してきたんです。
2021年にGOEN FUJITAYAが開店した後も、僕たちのキラーコンテンツである「鮪の解体ショー」を頻繁に実施し、毎回大反響でメキシコ人の方々が沢山来店される中、流暢なスペイン語を駆使しつつ冗談も交えながら多くのお客様を魅了してきました。
長期戦で戦う覚悟と、強い熱意と想いが抜擢の理由
経営に必要となるのは、幅広い知識や豊富な経験、地頭の良さ、課題解決力や巻き込み力。そして何よりも大事な人間性。経営に関わる人間や幹部以上の人材に求められるものは、多種多様な能力や要素が求められる中で、小川くんは恐らく色んなものが未だ足りてない。
しかし足りていないのは、小川くんだけじゃなくて僕だって同じ。総合商社を飛び出して、起業家としてのキャリアを始めて10年近く経つにもかかわず、いまだに社会的に成功してるとはいえず、僕自身全く至らないところばかりです。そしてそれは僕に限らず、役員や幹部社員、現場のメンバーも含めて発展途上の会社が我々Encounter Japanだと思っています。
足りないものを数えるのではなく、僕は小川くんが持つコロンビアに対する誰にも負けない熱意と熱量に期待して、そして評価した上で現法の社長に抜擢しました。熱意さえあれば、過酷な道でも長期戦で戦えると信じています。そして長年当社で共に働いてくれたことで、Encounter JapanのDNAを存分に魂に刻んでくれたと思っているので、僕らの想いや価値観を社内外で伝えてくれると信じています。
まさに万馬券を握りしめるように。オープニングパーティで立派にスピーチする小川くんを見て、
世間の評判も、社内から聞こえる心配の声も。Encounter Japan Colombia S.A.Sの結果でしか、ひっくり返せない。でっかく成果を出して、世間の期待を超える存在に会社を育てていこう。
みんなの見本になって。常に僕たちは「与える立場」であるということを念頭に、共に「ラテンアメリカと日本の新しい歴史を創り、人々の人生を豊かにする」ことを実現すべく、人生を懸けて共に頑張っていきましょう。
Encounter Japanでは共に働くメンバーを募集しています
まだまだ発展途上のEncounter Japan。私たちは、油断すれば一瞬で吹き飛ぶような零細ベンチャー企業です。一方で、小規模な企業であるにも関わらず、これからの時代をつくっていける仲間たちが国籍問わず集結しています。
若くて未熟でも問題ないし、入社時にスペイン語が話せる必要もありません(入社したら、当然勉強してもらいます)。ただし「自分が会社を良くしていくんだ」という強い気持ちを持って、挑戦する心を強く持った人材を探しています。ご興味ある方はぜひ info@encounter-japan.com までメールでご連絡を頂ければ幸いです。
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