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つづきものエロ小説(18禁)

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2話以上にまたがるエロ小説は、読みやすいようにこちらにまとめます。
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#OL

実録:某一流企業の私設売春クラブ【3/3】

前回【2/3】はこちら 初回【1/3】はこちら ■  長らくお待たせいたしました。  ようやくエッチなシーンです。 「あっ……んっ……うっ……んんっ……ドウヤマさんっ……も、もうっ……」  わたしは広いキングサイズのダブルベッド上で全裸に剥かれ、カサつくドウヤマの手で全身を撫でまわされ、くまなく体中を舐めまわされていました。 「ほれ、ほうれ……どやいや? 自分もそろそろ、ワシのやり方に馴れてきよったんと違うんかいな……ほれ、ほれ、ほれほれほれほれっ……」 「も、も

性 接 待 専 用 社 員 ・ リ サ 【後編】

【前編】はこちら ■  で、また冒頭の藤巻のスイートルーム。  あたしも“グッドフェローズ”の性接待要員としていろいろやってきたけどさあ……ちょっと、この日体験したことは……それにしても…… 「リサた~ん……どこかなあ~……?」  まあまあいいホテルのスイートだったので、隠れるところは何か所かあった。  簡易クロゼットとか、2つあるバスルームとか。  何個かあるベッドの下とか、あるいはテーブルの下とかカーテンの裏とか。  で、あたしは……隠れるというか、ただ部屋の

扇蓮子さんのクリスマス 【1/5】

■ #いい時間とお酒  エロ小説でクリスマス向けの話なんて書いたって、まったく何の意味もないのだが、ちょっとイイ昔話があるので書かせてもらう。    12月の中頃、僕は同僚の扇蓮子さんと二人で会社帰りに一緒に酒を飲んでいた。    扇さんは僕より半年前にこの会社に入社した先輩の女性。  彼女の歳ははっきり聞いたことがないが、多分30を越えているかいないか、その当たりだろうと思う。  女性に歳を聞くのは失礼らしいからな。  これからも聞くつもりはない。    入社して以

扇蓮子さんのクリスマス 【2/5】

初回【1/5】はこちら ■  それから毎朝、そのお爺さんを見かけるようになった。  お爺さんはいつもあのマンションの前のパイプ椅子の上に、白い杖を持ってお地蔵さんみたいに腰掛けてる。  頭にあのバカ帽子を被って。  そんであたしが前を通りかかると、毎朝毎朝、こう言うわけよ。 「……ゆみこお……ゆみこやろ……その足音は……ゆみこ、ゆみこなんやな?」  あたしはいつも無視して通っていた。  でもその日はちょうどクリスマスから一週間前やったらしいんよね。  あたしが通

扇蓮子さんのクリスマス 【4/5】

前回【3/5】はこちら 初回【1/5】はこちら #いい時間とお酒 ■  それから……やっぱ聞きたい? ……ああ、聞きたいわなあ。  まあ、ここまで喋ったんやし。  あたしは立ち上がって、ちょっと「鬼こまし」のせいでふらふらしてたけど、着てるもの全部脱いだ。  セーターもスカートも、ストッキングも、肌樹も、ブラも、パンツも。  西田くん、いま……あたしの裸、想像してるやろ。  せんといてんか。勝手に。  酔ってた、っちゅうのんを言い訳にしとうないけど、まあそれもあった

無防備だったから苛めたくなった、そうです。【1/4】

■  最初はキスだった。  それはわたしが、あまりにもぼんやりしていたから。無防備だったから。  それとも、そういう全体の雰囲気に本心を隠していたのがバレバレだったからかもしれない。  それがわかるくらい、物欲しそうな顔をしていたからかも知れない。 「ほずみさん、とんだことになっちゃいましたね……会社のみんなが、こんなほずみさんの姿を見たら何ていうかなあ……」 「あうっ……んっ……くっ……」  わたしは芝田くんから顔を背けた。  背けられるのは顔だけで、わたしは

無防備だったから苛めたくなった、そうです。【2/4】

前回【1/4】はこちら ■ 「ほずみさん……」ぐらぐらの視界の中に、心配そうな顔がぬっと入ってくる。「大丈夫ですか?」  芝田くんだった。  酔いは醒めなかったが、現実感はますます曖昧になっていく。 「わたしがあ……わたしが一人で帰るって言ってんでしょお……」 「いや……でもそんな調子じゃあ……」  気づかわしげな、芝田くんの声。 「バカにしないで、ってーの……コドモじゃないんだからさあ……」  なげやりな口調だったと思う。  ずっとわたしを無視しといていまさ

無防備だったから苛めたくなった、そうです。【3/4】

前回【2/4】はこちら 初回【1/4】はこちら ■  服を脱がされた。なにもかもすべて。  わたしは抵抗しなかった。  する必要も、理由も思いつかなかった。  ブラのホックを外されたときは、手をバンザイの形にして肩から抜き取られるに任せた。  大丈夫。処理はカンペキなはず。  わたしは、こういうこをと心の底で期待して、下着にも気をつかって、飲み会に望んだんだから。  というか、そんな心配をする余裕も、甘い期待のせいで、ブラと一緒に取り払われていく。  ふわっ、と

無防備だったから苛めたくなった、そうです。【4/4】

前回【3/4】はこちら 初回【1/4】はこちら ■  その夜には、終わりがなかった。  わたしは台に固定されたまま、少しも戒めを歪められることなく、いつまでもいつまでも辱められ続けた。 「だめっだめだめだめっ! ……もうだめえっ! や、やめてっ! お願いっ……!!」 「ほら、また声が枯れてきた……」  わたしの声が掠れるたびに、芝田くんはわたしに口移しで水を飲ませる。  ただの水だけのときもあったし、さっきのように喉に何か錠剤のようなものを押し込まれることもあった

大男~また、あいつが犯しにやってくる【3/5】

前回【 2/5 】はこちら 初回【1/5】はこちら ■ 「……それから……つまり、あなたはその『大男』に……いわゆる“クニリングス”を受けた、ということですか?……逆さ吊りになったままで?」  今度、テーブルはなかった。  わたしとその女カウンセラー……歳は五〇すぎくらいだろうか?……は、向かい合う形で一人掛け用のソファに座っていた。  部屋にはブラインドが掛かっていて、壁紙は薄いグリーンだ。  壁にはちょっとモダンアート入ったかんじの、小さな女の子と羊の絵が掛かっ

大男~また、あいつが犯しにやってくる【4/5】

前回【 3/5 】はこちら 初回【1/5】はこちら ■ 「あっ……あっ! ……い、いやあっ!」  降り注ぐシャワーのお湯。湯気で霞む個室の中、ぐっと頭を、下に押さえつけられた。  頭にシャワーが降り注ぐコーナーの中で、壁に手をついたままの格好で。 「いやあっ……!」  そしてさらに、お尻をますます高く持ち上げられる。 「はっ……んんんっ!」  男の大きな手が……ほとんど、天狗が持ってるアレ……葉団扇っての?……あれくらいのサイズの手が、わたしのお尻の両側の肉を掴

女性専用車両【リプレイ】 【前編】

↓ 直接お話はつながっていませんが、良ければ姉妹編はこちら。 ■  ホームで見かけたときは、なんということのないふつうの女子中学生の4人組だと思った。  うち3人は体格がよく、背が高い。  まあいまどきの10代の女の子たちだ。  先生か生徒か……ここには居ない誰かの悪口で、とても盛り上がっている    しかしその3人から少し離れたところに、頭ひとつ背の低いショートカットの少女が立っていた。  その子はとても大人しく、俯いては、時々チラチラと周囲を見回して、俯く。それ

女性専用車両【リプレイ】 【後編】

【前編】はこちら ↓ 直接お話はつながっていませんが、良ければ姉妹編はこちら。 ■ 「……や……やめて、くださいっ……」ほとんど聞き取れないくらいの声で、変態くんが言う。「……こんなことするなんて、言ってなかったじゃないですかっ……」 「しないとも言ってなかったでしょ」美人さんが冷たく言う「ほら、大人しくしとかなきゃ、周りの人に気づかれちゃうよ」 「……あっ………ちょっとっ………!」  ブラウスの上から彼の乳首をいじっていた「受け口」が、彼のブラウスのボタンを二つ

痴 漢 「 環 境 」 論 【1/6】

■  高校1年生のときだった。  わたしは、毎朝の通学に必ず身を置かねばならない「満員電車」というあの不快な環境に、適応する術を身につけた。  どう考えても定員の130パーセントを越えているあのすし詰め感、息苦しさ、他人の吐く息の不快な香り、汗の匂い、ときおり触れる湿った皮膚の感覚。  これらはすべて、この大都会で暮らしていくために適応しなければならない『環境』のひとつだ。  わたしは当時まだ16歳だったが、それを悟った。  何でも、早いうちに悟っておくと、いいことが