『夜と霧』から学んだこと
『夜と霧』の著者ヴィクトール・フランクルはオーストリアの精神科医、心理学者であり、ユダヤ人であったために、ナチスドイツのホロコーストより1942年に強制収容所に収容されました。1945年4月にアメリカ軍に開放されるまで、数ヶ所の収容所に移送されながら、少ない食糧と劣悪な環境の中、簡単に人が死んでいく絶望的な極限状態を生き延びました。
『夜と霧』はその収容所での体験と過酷な状況を生きる人々の精神状態を精神科医、心理学者としての目を通して綴った作品です。日本語を含め17か国語に