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#オリンピック 7日目 #TOKYO2020 で #ホッケー を観ながらサッカーについて考える

普段はnoteにサッカーの分析記事を書いているのですが、TOKYO2020はサッカー以外の球技も観ています。僕が観たのは、ハンドボール、バスケットボール、ホッケー。水球も観れたらみたいのですが、なかなか時間が合わず観ることが出来ていないのが残念です。

ホッケーは男子ホッケーの日本代表対オーストラリア代表、女子ホッケーの日本代表対アルゼンチン代表を観ました。女子ホッケー日本代表は「さくらジャパン」という愛称でも知られています。

ホッケーについては、Hudlの代理店でもあるフィットネスアポロの川口さんが詳しいので「いつでも教えますよ」と言われていたのですが、いざ観始めてみるとこれが面白い。

11対11での戦いはサッカーとも共通するのですが、オフサイドがない、スティックでボールを扱うなど、サッカーとの違いもあり、戦術も微妙に違います。

サッカーだとマンツーマンで人をマークすればよい場面も、ホッケーだと身体でボールを隠すことでキープ出来たりするので、人をマークするのではなくパスコースを消すように対応したりします。ボールを持っているときもオフサイドがないので、自陣ゴール付近に立つ選手は相手選手もゴール付近で待ち構えていたりするので、不用意にボールを奪いにいきすぎると背後を取られてしまいます。

一方でずっと相手ゴール付近に立っていると、相手がボールを持って自陣ゴール深くまで運んできたら数的不利になってしまうので、ボールを持たれたら全力で戻らなければなりません。腰を落としてプレーする時間も長く、思ってた以上にハードなスポーツであることは理解していましたが、頭も使ってプレーするスポーツなのだということがよく分かりました。

現在マンチェスター・ユナイテッドのアナリストを務めるAndrew Meredithは元々ホッケーのアナリストだったそうです。ドイツ代表ホッケーチームのアシスタントコーチを務めた後、ブンデスリーガ2部のザンクト・パウリでアナリストを務め、マンチェスター・ユナイテッドに引き抜かれました。

ホッケーとサッカーの戦術は共通点が多く、ホッケーで採用された戦術がサッカーに取り入れられることも多いと言われています。ホッケー日本代表はまだTOKYO2020では勝利はありませんが、僕は日本代表の活躍の有無に関わらず、今大会はホッケーは継続して観ていきたいと思っています。ホッケーへの理解が深まれば、サッカーの理解も深まるのではないか。そんなことを考えています。

photo by fourthandfifteen

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